雑記

「予想通り10万の負け。帰り、ヤケ酒とラーメン」――あるギャンブル中毒者(男性・50代・会社員)の日記を読む

自宅からほど近くに「手帳類図書室」という施設がある。 人が記した手帳や日記やネタ帳など、あらゆる「手帳類」を収集する志良堂正史のコレクションを読むことができます。ギャラリーの一画で、誰にも見せるつもりじゃなかった手帳類を、1時間1000円からご…

ご当地グルメin賭場ーー「WINS高松」の「うどん」は旨いのか

見知らぬ土地を訪れ、専門紙を広げ、博打を打つ。旅打ちのあの心躍る感覚はギャンブルを愛する身であれば、誰もが共感できるものだろう。他に旅打ちの魅力はというと……「食事」だろうか。地場の名物を腹一杯味わう。そんな旅の根源的な喜びはギャンブラーで…

WINS新宿前の早替婆さんを知っているか

新宿駅東南口を出てWINS新宿に向かう道中、青梅街道の高架下を潜った道角には、いつもせっせと働く「早替婆さん」がいた。細身で神経質そうな雰囲気。細いフチの眼鏡をかけてラジオの競馬中継を流す姿はWINS新宿と一体化しているかのような存在だった。 的中…

三日間開催を終えて

遊ぶ金と時間がないからということもあるが、今年の博打はノロノロ運転。メインレースを中心にお気に入り馬をつまみ買いする程度でカジュアルに楽しんでいる。2020年初の三日間開催もそんな具合だった。買い物の合間に淀短距離Sのロジクライを塗り、家で餃子…

『スター・ウォーズ』カノン完結に際しての簡潔な感想をメモしておく

年の瀬に『スカイウォーカーの夜明け』を観てガックリ。 とはいえ、PS4のゲーム『ジェダイ フォールンオーダー 』をプレイしつつ、高橋ヨシキ氏の『スター・ウォーズ 禁断の真実』を読み、過去作を見返し……と、なんだかんだスター・ウォーズにどっぷりだった…

新年のご挨拶:ブログを再起動しました

住居を移し、会社員になり、気づけば100日以上も更新していなかった『放談リハビリテーション』なわけですが、2020年から記事タイトルの通り再起動させようと思いまして。新年にかこつけまして。そういうわけでして。 スター・ウォーズもターミネーターもマ…

月末作者コメント:2019年7月

ブログを更新する。しかし、翌日には何を書いたかもう忘れている……。そんな繰り返しに、終止符を打ちたいのねん! そう考えた私が自分自身の読み返しを兼ねて、子供の頃に好きだった『浦安鉄筋家族』の巻末作者コメントの真似事をしてみようと思った次第です…

近況を報告しつつ(函館記念予想)

先週は別のところで書いている原稿の締め切りが重なって拙ブログを更新する余裕がありませんでした。もともと筆は早いタイプ。しかも好き勝手に書けばいいだけ。そんなブログすら更新する余裕がなかった。色々とお察しいただければと思います。毎週の更新を…

月末作者コメント:2019年6月

ブログを更新する。しかし、翌日には何を書いたかもう忘れている……。そんな繰り返しに、終止符を打ちたいのねん! そう考えた私が自分自身の読み返しを兼ねて、子供の頃に好きだった『浦安鉄筋家族』の巻末作者コメントの真似事をしてみようと思った次第です…

【PR】上手いシロウトと下手なプロ…来るべき競馬予想をぼんやり考える【じゃない】

唐突な書き出しですが、ここ最近「賭け事」をする人間の心性についていろいろと考えておりまして…… その流れであまねく(とまでいうと大げさではありますが)資料の読み漁りに努めているのですが、そうするうちに、競馬予想の「歴史」が顧みられる機会が全くと…

月末作者コメント:2019年5月

ブログを更新する。しかし、翌日には何を書いたかもう忘れている……。そんな繰り返しに、終止符を打ちたいのねん! そう考えた私が自分自身の読み返しを兼ねて、子供の頃に好きだった『浦安鉄筋家族』の巻末作者コメントの真似事をしてみようと思った次第です…

【番外編】ダービーデー / 東京競馬場に捨て去られたハズレ馬券を観察する【スピンオフ】

文春オンライン様にてこちらの記事が公開されました。「ダービーデー」当日東京競馬場に捨て去られた「ハズレ馬券」を観察してみると……という内容であります。手前味噌ですが、ニヤッとクスッとしながら読んでいただけるのではないかな、と。ご高覧よろしく…

スポーツ“ファン”シップについて考えた

東京ドーム近辺を散歩ルートにしている身として、年々こうしたトラブルを目にすることが増えている。一昨日の楽天日ハム戦でもSNACK SHACKの前あたりで言い争う男女を目にした。 昔のように、甲子園お馴染みの踏み絵(スタンド入り口にばら撒かれた巨人選手の…

月末作者コメント:2019年4月

ブログを更新する。しかし、翌日には何を書いたかもう忘れている……。そんな繰り返しに、終止符を打ちたいのねん! そう考えた私が自分自身の読み返しを兼ねて、子供の頃に好きだった『浦安鉄筋家族』の巻末作者コメントの真似事をしてみようと思った次第です…

【おまけ】(追記)

(あまりに長くなってしまったので続きを別々のエントリとすることにしました。なんやよくわからないわ、って方はひとつ前のエントリをご参照ください) ……と思っていたら……ヤフーニュースに掲載された記事に「熱のある」コメントがたくさん寄せられているじゃ…

【報告】【宣伝】【おまけ】

この度、文春オンラインの企画に応募した原稿が最優秀賞に選ばれました。 『平成の名言』『平成の事件』について、という大きなテーマとは対照的に、世間的な引きが弱い(と思われる)競馬ネタの文章を応募したので、入線の報せが来たときは、(賞金の送付先な…

月末作者コメント:2019年3月

ブログを更新する。 しかし、翌日には何を書いたかもう忘れている……。 そんな繰り返しに、終止符を打ちたいのねん! そう考えた私が自分自身の読み返しを兼ねて、子供の頃に好きだった『浦安鉄筋家族』の巻末作者コメントの真似事をしてみようと思った次第で…

近・未来・競馬

≪1≫ 1950年代に発生した核戦争を経て、世界はオセアニア、ユーラシア、イースタシアの3つの超大国によって分割統治されるようになった。オセアニアでは、思想・言語・結婚などあらゆる市民生活に統制が加えられ、市民は常に「テレスクリーン」と呼ばれる双方…

ディック・フランシスについて一家言

貧乏な期間が長かったので(今も相変わらずといえば相変わらずですが)、いつの間にか安くてハズレの少ない本を見つけ出す技術が長けてきたように思う。そんな私がいつもブックオフの百円棚ではじめに探していた名前が、騎手出身という異色のキャリアを持つこ…

月末作者コメント:2019年1月2月

ブログを更新する。 しかし、翌日には何を書いたかもう忘れている……。 そんな繰り返しに、終止符を打ちたいのねん! そう考えた私が自分自身の読み返しを兼ねて、子供の頃に好きだった『浦安鉄筋家族』の巻末作者コメントの真似事をしてみようと思った次第で…

マッチングアプリの広告の多さに考えた

ブロックしてもブロックしてもマッチングアプリの広告がTLに表示されるのなんなの…それだけ独り身だと判断されるツイートをしてるってことっすか……— なかた (@naxkaxta) 2019年2月23日 この話である。如何ともしがたい問題である。 私のTwitterタイムライン…

名前は知っているけど食べたことない料理:へぎそば

好きなものがはっきりしているせいか、映画や音楽や文学その他もろもろ……新しい何かに挑戦するよりも、“これにしておけば間違いない”というものをついつい選びがち。しかし、そうしていてばかりではまだ知り得ぬ更なる「好き」に出会えない。まずは食事とい…

ギャンブル論文つまみ読み

大学講師として教壇にも立つ芸人サンキュータツオが著した『もっと ヘンな論文』で取り上げられていた「曖昧さが残る場所ー競艇場のエスノグラフィー」という論文が面白かった。そこでGoogle Scholarで気になるワードを打ち込んでみると、なかなかの数のギャ…

名前は知っているけど食べたことない料理:シシカバブ

好きなものがはっきりしているせいか、映画や音楽や文学その他もろもろ……新しい何かに挑戦するよりも、“これにしておけば間違いない”というものをついつい選びがち。しかし、そうしていてばかりではまだ知り得ぬ更なる「好き」に出会えない。まずは食事とい…

「いい文章」を書きたいと考える人のための基本的五箇条メモ

公認会計士を目指すも2年連続論述で落ちてしまっている友人と飲んでいるときに「文章の書き方を教えてくれ……長文が書けない……なんでや……」と泣きつかれたことを動機に書いてみた文章です。 アルバイトだった頃も含めると、編集者という仕事でお金をもらうよ…

名前は知っているけど食べたことない料理:ビリヤニ

好きなものがはっきりしているせいか、映画や音楽や文学その他もろもろ……新しい何かに挑戦するよりも、“これにしておけば間違いない”というものをついつい選びがち。しかし、そうしていてばかりではまだ知り得ぬ更なる「好き」に出会えない。まずは食事とい…

那須川天心のメイウェザー戦を見て思ったこと

日本格闘技界の期待を一心に背負わされた那須川天心がフロイド・メイウェザーにあっけなく負けた。 勝利を追求するための狡猾さも、対策を重ね続けたであろう作戦の数々もまったく披露できず、まさしく「赤子の手をひねるように」リング上に倒された。 「日…

競馬なんてやめてやる!

レーシングポストの名物男ポール・ハイが書いたように、我々は極端なペシミズムに陥りがちだ。そして、レースが終わって何年も経ってからあの年のメンバーは強かったと言い出すのである。わたしたちに分かるのは、レースが終わって、勝って、引き上げてくる…

さよならぼくたちのオフト後楽園

Google検索で施設の名前を打ち込むと「やばい」というワードがサジェストされ、魔窟と呼ばれることも多かったオフト後楽園が本日2018年6月1日をもって、当地での営業を終了しました。週明けの6月4日からはWINS後楽園に場所を移しての営業が再開される予定と…

競馬に関する掌編

中国人の投資家が参入しているという噂がたったのは60年ほど前のことだったかな。一部では噂になっておったんだよ。その頃はVRBS、ああ、ヴァーチャル・リアリティ・ベースボール・スタジアムがまだ東京ドームという名前でな、人間が木の棒とゴムの玉を道具…