2019-02-01から1ヶ月間の記事一覧

月末作者コメント:2019年1月2月

ブログを更新する。 しかし、翌日には何を書いたかもう忘れている……。 そんな繰り返しに、終止符を打ちたいのねん! そう考えた私が自分自身の読み返しを兼ねて、子供の頃に好きだった『浦安鉄筋家族』の巻末作者コメントの真似事をしてみようと思った次第で…

はたから喧嘩を眺める(エンプレス杯予想)

酒の勢いで始まった殴り合いも、駅前で口論になるカップルも、動物同士の小競合いも。悪趣味だとわかっていながらも、喧嘩と呼ばれるものを見るとどうにもワクワクしてしまう。 ドーキンス VS グールド (ちくま学芸文庫) 作者: キム・ステルレルニー,狩野秀…

マッチングアプリの広告の多さに考えた

ブロックしてもブロックしてもマッチングアプリの広告がTLに表示されるのなんなの…それだけ独り身だと判断されるツイートをしてるってことっすか……— なかた (@naxkaxta) 2019年2月23日 この話である。如何ともしがたい問題である。 私のTwitterタイムライン…

「春」の訪れを待つ(中山記念予想)

立春を迎え、暦の上ではもう春を迎えたわけですが、朝晩はまだまだ冷え込む日々が続いて厚手の布団が手放せない。そろそろこの寒さも勘弁してほしい。居住スペースを侵食する植物を外に出すためにも、一刻も早くおだやかな春が訪れてきてほしい。そう思いな…

『銃夢』を読んだ

ロバート・ロドリゲスがメガホンを取って『銃夢』を実写映画化。プロジェクトが噂された当初は「はいはいこのパターンね。こちとらAKIRAで何回も同じ手口かまされてますから。全然真に受けてませんよ。どうせポシャるんですよね。」と相手にせず、撮影が延期…

名前は知っているけど食べたことない料理:へぎそば

好きなものがはっきりしているせいか、映画や音楽や文学その他もろもろ……新しい何かに挑戦するよりも、“これにしておけば間違いない”というものをついつい選びがち。しかし、そうしていてばかりではまだ知り得ぬ更なる「好き」に出会えない。まずは食事とい…

いま考えればよくわかる(フェブラリーS予想)

神保町の『BIG BOY』というジャズバーに通っていた時期がある。元グラフィックデザイナーの店主とその奥さま、60代のご夫婦2人で切り盛りされる小さな店は、いつ訪れてもJBLの巨大なスピーカーからジャズが鳴り響き、一部の音楽好きにとってたまらない空間だ…

『負けた馬がみんな貰う』を読んだ

ハズレになる単勝式馬券を10日間購入し続けることで2,048,000円の報酬をもらえる。多額の借金にあくせくする青年・瀬川優にそんな話が舞い込んできた。 法月綸太郎『負けた馬がみんな貰う』は、男がなぜそれほどの報酬を得ることができるのか、そしてどのよ…

ギャンブル論文つまみ読み

大学講師として教壇にも立つ芸人サンキュータツオが著した『もっと ヘンな論文』で取り上げられていた「曖昧さが残る場所ー競艇場のエスノグラフィー」という論文が面白かった。そこでGoogle Scholarで気になるワードを打ち込んでみると、なかなかの数のギャ…

子供の頃のマイベストゲーム(京都記念予想)

子供の頃に流行していた『大乱闘スマッシュブラザーズ』では、いつもマルスというキャラクターを選び、友人同士の対戦に臨んでいた。別段強いキャラクターというわけではなかったが、『ファイアーエムブレム』というゲームが好きで、そこに登場する彼を自在…

サンフレッチェのスタジアム候補地が一本化されて本当に嬉しいって話

サッカー場候補地を一本化、広島 県や市、サンフレッチェが会談(共同通信) - Yahoo!ニュース ずーーーーーーーーーーーっと揉めてたこの問題。ようやく候補地が一本化されたみたいで。 英断だよ。これは英断。今のサンフレッチェのスタジアムって東京で例…

馬の話ばかりじゃなくてたまには鹿の話でも

奈良公園 シカによるけが人今年度すでに200人超 過去最悪に | NHKニュース 奈良市の奈良公園でシカに突き飛ばされるなどしてけがをした人が、今年度、すでに209人に上り、過去最悪となっていることが分かりました。大けがをした8人のうち5人は外国人観光客…

予、地図を観ることを好む(東京新聞杯予想)

空想都市へ行こう! – 地理人がいざなう、空想地図の世界へようこそ。 架空の街を空想して、その街の地図をつくり、楽しむ人がいるという。初めて存在を知った時には、制作物のクオリティの高さを含め、ずいぶん酔狂な趣味だと感心したが、江戸時代に著され…

『グラビティ 繰り返される宇宙』を観た

タイムトラベル、歴史改変、タイムパトロール……時間を主題にしたSF作品は数多くあるが、タイムループもののSFは、時間をテーマにした作品のなかでもとりわけ人気が高い。海外では1958年のリチャード・R・スミス『倦怠の檻』、日本国内では筒井康隆が著した『…