音声配信番組を始めました

日記を含め、ブログの更新がぱたりと止まっておりましたが、友人たちと音声配信番組を始めようと、そんな個人活動をせこせこと進めていたのです。

なんとなくnoteを基盤にして、Sportify・Google PodcastApple Podcastなど各種プラットフォームで配信を開始させました。

ひとまず一番聞きやすい(?)と思われるSportifyへのリンクを貼り付けておきます。

よろしければ、ぜひぜひ聞いてみてください。文春オンラインなどで原稿を発表しているフリーライター、出版社勤務の編集者、そして私の3人がわちゃわちゃと話しております。

 

というわけで、この準備が一段落ついたので、こちらのブログもぼちぼち更新しようかと。

それに伴って、上で紹介した番組に関連する文章はnoteで発表することに。

なんともわかりづらい振り分け…と自分自身痛切しておりますが、noteの方もフォローしてもらえると幸甚です。あ、ここにリンクを張っておきますわ。

note.com

 

ではでは、今回はそんなところで。

用件のみではございますが、今後とも何卒よろしくお願いいたします!!!

俺の日々 2020年12月後半

内田百閒、吾妻ひでお、目黒孝二、大森望坪内祐三……
魅力を感じる文章の書き手が綴る「日記」が好きだ。そもそも書き手自身に魅力を感じているから日記を読んでも面白いといえば、それまでであるが、「日記」にはふつうの文章とは違った色合いが出る。というわけで、書いてみる。
webコンテンツの潮流には真っ向から逆をいくような内容である。しかし、そもそも収益化だの、えすいーおーだの、読者のためだの……そうしたことを一切考えず、好き勝手気ままに書くことが、このブログの理想的な姿だ。
またこの一連のエントリは、アルコールのせいで日々消えゆく記憶とともに生きる人間の備忘録という意味もある。

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12月20日(日)
朝から『サイバーパンク2077』をプレイ。バグの多さが話題になっているものの、調教済みの洋ゲーファンからすると、この程度のバグは許容範囲内。昨今のAAAオープンワールドゲームは発売後のアップデートで完成度高めるのが常態化してるわけで…まあいいじゃないか。昼飯に幡ヶ谷「豚山」でミニラーメンを食べる。小ラーメンにしておけばよかったと公開。仕事で公開した記事が大反響の数百万PV。珍しいこともあるもんだ。

 

12月21日(月)
数字だけを追っても仕方がないものの、コロナ感染者が倍々ゲームの如く増えていくなかで出社して仕事。自分でコントロールできないタイプの仕事が殺到。年末らしい。

 

12月22日(火)
編集者の先輩Mさんと新宿「名月館」で飲み会。このお店はなんでも日本最古の焼肉屋だという。ハラミ、タン、ロース、ハラミ。オーソドックスな肉の高いクオリティに舌鼓を打つ。50年以上も営業を続けられることに納得の味。美味満腹。大満足で家路につく。

 

12月23日(水)
ライターさんと映像配信プラットフォームの中の人とオンラインで打ち合わせ(というほどではないお喋り会)。『サイバーパンク2077』についての話を中心に、文化としてのゲームの捉え方について意見を交わす。真面目な話を聞いたり読んだり書いたりするのは慣れている方だが、喋るとなるとドッと疲れる。脳のクロックが遅いんだろう。

 

12月24日(木)
最終出社日。今日は企画会議もなし。平穏無事に一日が終わる。夜飯は貰い物の野菜を詰め込んだ寄せ鍋。クリスマスイブ。
クリスマスのイベント感が年々薄れていっているように感じていたし、自分自身そうしたイベントごとに関心があるタイプではないだけに、昨今の潮流は喜ばしいものだったが、Twitterのタイムラインを眺めたり、テレビのワイドショーを見ていると、まだまだクリスマスに1人で過ごすことを悲しいことだと捉える人は多いらしい。
人間が社会的な生き物ではあるも以上ある程度は仕方ないにせよ、自ら進んで社会的な外圧に苦しめられることは不毛に思える。アンダードッグの遠吠えといわれればそれまで。

 

12月25日(金)
経理のミスで入金予定額よりも10万円減の額しか給与が振り込まれておらず。何かと入り用な年末年始。貧乏サラリーマンな俺は目の前が真っ暗に。週末の有馬記念でどうにかしたい所存。

 

12月26日(土)
前々から買おうと思っていたソーダストリーム を買う。「あ、炭酸水ないじゃん…」のストレスから解放されると思うと、それだけで買った価値があるように思う。想像していたよりもずっと安い金額で購入できた。
給料の振り込みにミスがあって、入金がいつになるのかはさっぱり不明ななかの出費となったが、いいのだ。明日は有馬記念が控えているのだ。これを当てれば。いいのだ。
ホープフルS有馬記念の後の開催というイメージがあったせいで買い損ね。買っていたとしてもハズレていたので、これまた良しとする。

 

12月27日(日)
まさかまさか。有馬記念前に1レースだけ買っていた馬券がパーフェクト的中! 2,800円が30,000円に化けた。懐に余裕のないタイミングでの博打の稼ぎ、この快感は体験したことがない人にはわからないものだと思う。なんとも喜ばしい。有馬記念の馬券はハズレたが、晴れやかな気分である。競馬ファンとしてどうなのかはわからないが、いやはや喜ばしい。

 

12月28日(月)
友人と小じんまりとした忘年会。上野の吉池でカニ、ウニ、刺身の盛り合わせを買い、自宅で飲み食い。なんて楽しい日だ。これから最も好きなカニは花咲蟹と答えることが決定的となった。

 

12月29日(火)
お世話になったライターTさんとの(接待とはいわないまでの)食事会。不動産界隈の人を紹介してもらい、オレを除いた全員のマネーリテラシーの高さに慄く。裏ワザ的不動産投資術の話を聞くも、家を買うハードルは貧乏な自分にとってはとてつもなく高いハードル。

 

12月30日(水)
編集・ライター仲間4人でオンライン飲み会。5時間があっという間に過ぎる。同居人は今日から実家へ帰省。家が途端に広くなる。嬉しいような寂しいような。

 

12月31日(木)
二日酔いの解消、夜の仕事に向けてゆっくりと過ごす。何かと外出しないと落ち着かないタチだが、大晦日くらいは家に居るのも悪くない。年越しの取材のために夜から外出。外出時刻までにRIZINのメインマッチが終わってよかった。堀口が勝ったのはもっとよかった。
さて、もはや自分のための日記と化しているこのブログを読んでくれた皆さま、感謝することでもないですが、いやはやありがとうございます。よいお年をお迎えください。
最後に、ここのところ書けていなかった最近読んだ本のリストをまとめて記載……と思うも雑多すぎて断念。来年から再開することにしよう。

俺の日々 2020年12月前半

内田百閒、吾妻ひでお、目黒孝二、大森望坪内祐三……
魅力を感じる文章の書き手が綴る「日記」が好きだ。そもそも書き手自身に魅力を感じているから日記を読んでも面白いといえば、それまでであるが、「日記」にはふつうの文章とは違った色合いが出る。というわけで、書いてみる。
webコンテンツの潮流には真っ向から逆をいくような内容である。しかし、そもそも収益化だの、えすいーおーだの、読者のためだの……そうしたことを一切考えず、好き勝手気ままに書くことが、このブログの理想的な姿だ。
またこの一連のエントリは、アルコールのせいで日々消えゆく記憶とともに生きる人間の備忘録という意味もある。

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12/1(火)
先月入金されるはずのお金が入金されておらず。暇を見つけて連絡しなければ……と思うも、後手後手になるのがわかる。こういう事務手続きにおいて、超がつくほどのズボラを発揮してしまうのだ。
昼前から大久保で打ち合わせ。会計のタイミングで財布を忘れていることに気づき(Suicaの功罪)、ライターさんにコーヒー代をご馳走になる……反省しきりで一日を終える。

 

12/2(水)
晩飯に向けて朝から椎茸の出汁を取る。といっても鍋に椎茸と水を放り込むだけ。たったこれだけで、「ていねいな暮らし」を実感するわけで、自分が普段いかに粗雑な暮らしを送っているのか、ということを逆説的に理解する次第。妹尾河童が愛したというピェンロー鍋を夜に食す。美味。

 

12/3(木)
同居人の怠惰な生活ぶりにクレーム。話し合い。

 

12/4(金)
原稿を依頼するライターさんの著書を買うために中野ブロードウェイ。在庫があると知らされていたにもかかわらず、レジ担当に聞いてみると売り切れとのこと。徒労。昼は中野「kaeru」でラーメンを食し、夜は新宿西口の「魚河岸日本一」で寿司。ほろ酔いのなか散歩しながら帰宅する。外で歩きながら飲むには厳しい季節になってきた。

 

12/5(土)
ほのかな二日酔いを解消すべく新宿「天下一品」で飯。私は天下一品ではいつも「あっさり」を頼む。邪道とは思いながらも、なんてことない醤油と背脂、パツパツの麺が絶妙にいい具合なのだ。それにしても今年は寒い。去年は暖冬だったこともあってエアコンのみで冬を越せたが、今年は早々に諦めた。新宿ビックロでリビングの冷え対策にデロンギのオイルヒーターを買う。

 

12/6(日)
打ち合わせのために名古屋。少しでも経費を抑えようと、こだまで向かうも…これは遅い。遅すぎる。名古屋に到着するまで2時間30分ほど。時間で快適性を売ると、さもしい気分になる。何度も同じように感じてきた。にもかかわらず、繰り返してしまう。ひとえに貧乏性が原因である。昼、「蓬莱軒」でひつまぶし。美味。そりゃあだって滅多に食べないうなぎですもの。打ち合わせは充実。夜には「キャバレー花園」。独特のいなたい空気を味わう。楽しむ。

 

12/7(月)
朝、新幹線の出発までに時間があったので(Go toでは新幹線の時間変更ができない!)名古屋競馬場へと向かうことに。名古屋駅から出る(恐らく)マイナーな路線に乗り、15分ほどで最寄駅に到着。競馬場までの道中に入管があり、やたらと外国人の姿が目立った。競馬場は地方競馬場らしい牧歌的な雰囲気。川崎競馬場の外観に浦和競馬場の内観といったところか。二日酔いでしんどかったが、折角だし…と、どて煮を食べる。味が濃い。名古屋を感じる。馬券は珍しく絶好調。2レースで7,000円の儲け。
名古屋駅に戻り、駅そば業界に燦然と名を輝かせる「住よし」で卵きしめんを食し、こだまで帰京。土産にはホームの売店で見かけた「赤福」。名古屋で赤福を土産にするとは……
移動疲れからなのか、帰宅すると急にグッタリ。なんとか仕事のかたをつけるも、夜飯を作る気力はなく外食。初台「宗達」で寿司。今月はエンゲル係数が高い。

 

12/8(日)
30年分の人気メニューをまとめた特集のdancyuとスーパーマーケット特集のHanakoを買う。読む。
昼には土産で買った赤福をつまむ。恐らく人生初の赤福。異常な甘さ。茶が必須。
去年は見送った暖房器具が家に届いたので、早速試してみると…なんとも暖かい!賛否両論寄せられがちなオイルヒーターということで、どれだけ暖かくなるのか不安だったが、充分な暖かさ。満足。

 

12/9(月)
人生初のオンライン試写会。U-NEXTで○『SEGA vs 任天堂』を観る。いいドキュメンタリー。映画(かつての日本ヘラルド東宝東和のような)でもなんでもそうだけど、売り手の工夫は、ときに作品そのものよりも魅力を持ちうるものだと痛感。ゲームファンはもちろん、広告に携わる人にこそ薦めたい作品。
近所のスーパーに行くと、きんきが2尾で480円!身が小さめとはいえ、とびきりに安い。迷わず買う。煮付けて食べる。焼酎が合う。美味。

 

12/10(木)
会議のために出社…の前に予約していた◎『サイバーパンク2077』を受け取り、一旦帰宅。インストール、ダウンロードを前もって済ませておきたかったのだ。仕事を終えて初台「まことや」で軽く飲みながら、付き合いのあるライターさんが出演していたラジオを聞き、帰宅。早速プレイ開始。電気羊を思わせる自室に、オルタードカーボンを思わせるバー。音楽も操作感もいい。たまらん。

 

12/11(金)
最低限の仕事を片付け、『サイバーパンク2077』を延々とプレイする。多少の罪悪感を感じるものの、これも仕事なのだ。仕方あるまい。そう自分を言い聞かせる。

 

12/12(土)
外せない仕事を済ませた後、『サイバーパンク2077』を延々とプレイする。休日である。思う存分プレイする。エラー落ちに目をつむれば、本当にいいゲーム。ローカライズが抜群で、洋ゲーが苦手な人にも受け入れられる素地があるように思う。いやはや楽しい。レベルデザインが秀逸。VR版が発売されようものなら、ゲームの世界から帰ってこられなくなるのではないかと思うほど、たまらない世界観。
話題は打って変わって…ゲームの合間に、上野・吉池で買った鮭まるまる一本を捌いて冷凍保存。年末らしい作業で楽しい。

 

12/13(日)
今日も休日である。朝から思う存分『サイバーパンク2077』を延々とプレイする。気づくと食事もとらぬまま18時。馬券の購入を忘れてしまうほどのめり込んでしまうほど。これはまずい、と近所のOKストアで食材の買い出し。ワタリガニの味噌汁、冷しゃぶ、里芋とネギの炒め物をつくる。

 

12/14(月)
さすがにゲームのやりすぎ…切り替えて仕事に集中しようと努め、打ち合わせへ。帰路「ラーメン二郎 小滝橋店」で小ラーメン。美味満腹。『サイバーパンク2077』のここまでのプレイ時間は34時間。

俺の日々 2020年11月後半

内田百閒、吾妻ひでお、目黒孝二、大森望坪内祐三……
魅力を感じる文章の書き手が綴る「日記」が好きだ。そもそも書き手自身に魅力を感じているから日記を読んでも面白いといえば、それまでであるが、「日記」にはふつうの文章とは違った色合いが出る。というわけで、書いてみる。
webコンテンツの潮流には真っ向から逆をいくような内容である。しかし、そもそも収益化だの、えすいーおーだの、読者のためだの……そうしたことを一切考えず、好き勝手気ままに書くことが、このブログの理想的な姿だ。
またこの一連のエントリは、アルコールのせいで日々消えゆく記憶とともに生きる人間の備忘録という意味もある。

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11/16(月)
朝から晩まで通しでチビチビ飲みながら仕事。これはよくない。集中力も欠けていたのか、6:00から23:00まで仕事し続ける羽目になる。これはよくない。
加えてここのところ、歳相応(だと思われるよう)な体の慢性疲労に悩まされていて、いや、それは常日頃から飲酒し過ぎていることが原因なのかもしれないわけですが、いやはや原因がなんであれ、どげんかせんといかんというわけで、パーソナルトレーナー的な(実態がよくわかってない)活動をしている友人Tに相談して一週間のメニューをつくってもらう。両手にタオルを持って背中の後ろ側で10分間上下するだけのメニューにひぃひぃ言う。
取材記事の初稿が特に問題なかった点はよかった。日々周りの有能ぶりに半ば怯えながら仕事しているのだ。
晩飯は成城石井で買った華味鳥の水炊きスープを使って鍋。鍋は楽でいい。

 

11/17(火)
キャッシュが無くなってくると「口座からお金を引き出したくない」という思いで普段小銭をぶち込んでいる箱から500円玉100円玉をかっさらう癖がある。小銭をちまちま積み上げては並べると7,200円。これでATMに行かず、カードからSuicaにチャージせず、まだまだ生活ができる。貧困ではないが、貧乏ではある自分はこの一連でひどく安心する。
夕方、実家から尾道ラーメン8袋が届く。大学生じゃないんだから…と思いながらもありがたい。冷蔵庫に食材を詰め込んだ。空きがどんどん埋まっていく。貧困ではないが、貧乏ではある自分はこの一連でひどく安心する。終日仕事に費やした日。

 

11/18(水)
終日仕事。ようやく出張の負債が返せつつあるように思う。

 

11/19(木)
終日仕事。会議。帰りに友人が勤める「GYOBAR」で酒。レモンサワーとガリ酎を計6杯程度。ドロドロになりながら電車を乗り換えて帰宅。

 

11/21(土)
吉祥寺「いぶきうどん」でちくわ天たまご天をトッピングした冷やかけうどん。美味。丸亀製麺
吉祥寺「燻やもっくん」で前職退職組との飲み会。17時から終電まで散歩酒を含めて三軒クルージング。二軒目で訪れたハモニカ横丁のバー(?)でワインを飲んでいると、流しの二人組が。数曲歌ってもらう。その後は井の頭公園缶チューハイ片手に練り歩き、終電で帰宅。心底楽しい飲み会となる。

 

11/22(日)
思いのほか二日酔いなし。
夕方、水道橋「ぽっぽっ屋」でラーメンを食べ、東京ドームで都市対抗野球カープのドラ1栗林を生で見に来たのだ。所々高めに浮くことはあれど、7回で13三振は圧巻。プロの舞台で勝負球のフォークが通用するかいまから楽しみで仕方ない。補強も今のところ文句なし。誠也はおそらく最終年。ファンも優勝しか見ていない。

 

11/23(月)
無性に魚が食べたくなり釣りに行こうと思うも、ぐずぐず本を読んでいるとすぐに昼過ぎ。仕方ないと思い鮮魚店行きを検討するも、今日は祝日。市場がやっているはずもなく、スーパーへ。するとメバチマグロのカマが! 30cm超の大きさ。喜んで買う。塩焼きにして食す。美味。満足。ちょっとだけパソコンに向かって、あとは酒。『2000年代海外SF傑作選』を読み進める。

 

11/24(火)
作業、作業、作業。そんな仕事で一日が終わる。日本シリーズは、ソフトバンクがあわや継投ノーヒットノーラン。巨人はソフトバンクに蹂躙されているものの、これだけでセリーグが弱いとは思いたくない。ここ数年の十数戦で結論づけるなんて早計である……なんてのはただの思い込ませか。とはいえ、来年こそカープが日本一。そうだ。カープが日本一。シーズンオフはなんとでもいえる。

 

11/25(水)
朝一仕事のミスに自分で気づく。謝罪謝罪で一日が始まる。編集者の仕事は謝るもんだ、とはよく言ったもので、本当にそういうもん。10年くらいこんな仕事を続けてきて、つくづく思う。頭を下げながら一日が終わって精神的に疲弊。同居人を誘い、代々木上原のカンドクラブバーで蟹を雑にたらふく食う。野球はソフトバンクが4連勝。そうか。

 

11/26(木)
会議。一堂に会する度に一緒に働く人たちの頭の良さに慄く。ちょっと文章が書ける(これすらもただのおごりでしかない)くらいで生きてきた自分は肩身が狭い。退社して「ラーメン二郎小滝橋」で飯を食う。美味満腹。

 

11/27(金)
家で仕事。金曜日にしては十分にやった……はず。夜飯の準備にスーパーに向かうと肝付のウマヅラハギを発見!やったー!肝を叩いて醤油をぶっかけ、食べる。美味。満足。

 

11/28(土)
神保町で大竹伸朗の全景展の画集が安く売られている(といっても5800円…高い…)という情報をキャッチし、いざ神保町へ。迷わず購入。その後、前から気になっていた「きたかた食堂」でラーメン。これまた美味。満足。

 

11/29(日)
入場券の抽選は落選するも、東京競馬場へ。ハズレ馬券が拾えれば、仕事の原稿に取り掛かろうかと思うも、競馬場外には一切競馬が落ちておらず。缶チューハイを飲み、家路につく。

 

11/30(月)
仕事。バキバキに仕事。

やめてほしい居酒屋の「注文コール」の話

 居酒屋で注文をした際に店員から「ハイヨロコンデ!」とけたたましい声をあげられた経験のある人は少なくないだろう。あのかけ声、実は居酒屋チェーン「やるき茶屋
」にルーツがあるという。『ZUU online』で公開された記事「「はい、よろこんで!」のルーツはあの店だった―成長を支えた魔法の言葉」によると、

「はい、よろこんで!」の由来は大庄 <9979> の運営する居酒屋チェーン「やるき茶屋」にある。今から35年前の1982年、「庄や」の運営が好調で店舗数を60まで増やしていた同社は次なる展開を考えていた。新業態として、かつて峠の茶屋で旅人が一息ついた時のイメージをコンセプトに「やるき茶屋」の出店が計画されたのである。当時の社長であった平辰氏は「やるき茶屋」の出店にあたり、「ご来店のお客様に、やるき茶屋独自の声掛けをしよう」と指示を出した。そこで社長の実弟であり、当時の営業本部長の平博氏が考案したのが、どんな時にも喜んで接客を行うという意味を込めた「はい、よろこんで!」であった。

 とのこと。


“成長を支えた魔法の言葉”と書けば、聞こえはいいが、私はこのかけ声がとにかく苦手だ。たかだか瓶ビール一本を注文したくらいで喜ばれる筋合いはないし、喜ばれるために酒を飲みに来ているのではない。自分の飲酒欲求を満たすためだけに、俺は酒を呑むのだ。そもそも、やかましくて仕方ない。注文をするたびに「ハイヨロコンデ」を聞かされると思うと、それだけで店を出ていきたくなってしまう。


フランス料理店で「シルブプレ」の声が聞こえてきたり、、、あとはなんだ、パッと具体的な例が浮かばないが、とにかくああした決まったかけ声で嬉しい気持ちになったことが、たったの一度もないわけだ。

 

 まあ、あのかけ声に“元気をもらえる”と思う向きもあるのだろう。それはそれでいい。


今回書きたいのはそんな話ではない。「ハイヨロコンデ」についてではない。
店オリジナルの変わったかけ声を否定するうえで、もっとも有効かつ手っ取り早い選択は店に行かないことだ。一消費者としてそれくらいの自由は許されよう。そもそも自分に合わなければ自然と店から足も遠のく。「嫌なら見なければいい」のそれだ。「嫌なら行かなければいい」だ。

 
 しかし、贔屓にしている店(このブログで最近熱心に更新している日記にもよく登場する初台「まことや」)で、「うわ~それはやだな~」というセリフが聞こえてきたのだ。居酒屋砂漠の地域、「嫌なら行かなければいい」で済ますには惜しい。味、値段、雰囲気……あらゆる面で特に不満のない店は、この一帯でとかく貴重なのだ。アルコール依存症一歩手前の人間としては……


 注文の度に「やだな~」というかけ声を浴びせられるなら、「もう行ってたまるか」と諦めもつこう。つまり、今回遭遇した「やだな~」は“かけ声”ではないのだ。タイトルにも記したように“注文コール”なのだ。
 あれは友人と二人で店を訪れたときのこと。いつもはつまみを2、3頼んでただただ酒を煽るだけなのだが、宴席は盛り上がる。メニューを囲んで無邪気に注文。

 

 事件が起きたのは酒が進み、もう一品くらいつまむかと「よだれ鶏」を頼んだときだった。

「はい~よだれ一丁~よだれね~よだれ~!」そんな声をキッチンに向けて伝えているのだ。
いや~!「よだれ」はないでしょ!勘弁してくれ~!

 

実際によだれ鶏がテーブルに供されるときも「はい~よだれね!」と。味は低温調理されたむね肉が大変美味でした。が、やっぱり「よだれ」はないでしょ!勘弁してくれ~!

 

以上、オチの弱い小話でした。日常で遭遇する違和感ってそんなドラマチックなもんじゃないですもんね。と、言い訳めいた締めで。