馬の話ばかりじゃなくてたまには鹿の話でも

奈良公園 シカによるけが人今年度すでに200人超 過去最悪に | NHKニュース

奈良市奈良公園でシカに突き飛ばされるなどしてけがをした人が、今年度、すでに209人に上り、過去最悪となっていることが分かりました。大けがをした8人のうち5人は外国人観光客だったということで、奈良県鹿せんべいを与えるときなどに注意するよう呼びかけています。

のだという。

 

鹿が凶暴とは驚いた。というのも、つい最近、宮島を観光で訪れた際の鹿はまったくそんな素振りを見せていなかったからだ。

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近くまで寄ってみても、このマイペースぶりである。宮島の鹿は。

しかし、よくよく考えてみると、かつては宮島の鹿も凶暴だった。10年ほど前、学生時代に訪れたときは、買い食いした焼き牡蠣を目掛けて角を生やした雄鹿が延々と彼女を追い回したあげく彼女が泣き始めてしまい(それくらいで泣かないでいただきたいものですが)、ぎくしゃくとしたデートになったのだった。なんともいらぬ記憶を思い出してしまった。しかし、つい最近訪れた際にはまったくそんな被害に遭わなかったし、そんな素振りすら目にしていない。

何故かと思い、調べてみると宮島では2008年から鹿への餌やりを禁止しているのだという。これまで「植物の樹皮や新芽がかじられる」「樹齢の若い樹で角をとぐために枯死する」といった主な鹿被害が、やがて観光客の持っている飲食物を狙って観光客がケガをするなどの被害に発展したことがその大きな理由らしい。なるほど。


ただ、更に検索を進めてみると

宮島のシカは餓死で激減した!世界遺産の影に隠れた広島の闇とは?

という記事が目についた。

動物の話題は少し調べてみると、すぐに愛護関係の過激な活動が目についてくる。

そもそも、鹿は一日に必要な餌の量が3kgほどで、観光客の餌くらいでまかなえるものではなく、市街地に出没しなくなっただけで、保護をした後に山間部へ戻し、野生状態へ戻しているだけだという情報が確度も高そうなものであった。とはいえ、実態はわからない。しかし、まあ私のようなぎくしゃくデートを経験するカップルが減ることも、ケガをする人が減ることもいいことなんじゃないでしょうか。少なくとも宮島の鹿は上の画像みたいに楽しげによろしくやってましたし。

なにより、動物愛護関係者の過激な活動で競馬に悪影響が及ばないことが私にとっては最重要事項である。と、鹿から馬の話にシフトしたこの辺りで。

 

※追記

ニュースサイトを見て回ってるうちに「鹿は9〜11月が発情期(なので気性が荒くなる)」という使い所のない豆知識も得ました。ここまで読んでいただいたあなたにご活用いただきたく、最後に紹介してみました。