お盆・休み明け1走目(新潟2歳S)

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*画像はなんかお盆っぽい感じで

 

 少年院→定時制高校→国立大学英文学部という異端ローテをたどってきた幼なじみから「会社辞めて小説家目指すわ」というLINEが届いた。そこまで異端を目指しますかー……と思いつつ、なんなら、多少上から目線で「彼女とは結婚しないの?まあ、苦しくない程度で生活していけるくらいは稼いでいきたいよね」と返信した嫌な男2016、すなわち俺だが、先週末、財布からJRAへと一万円札を移動させてしまい、給料日前の生活苦を噛みしめさせられている。苦しくない程度で生活していけてないのはこっちだ…… その一方、小倉では単勝1.5倍に支持されたベルカントが、札幌では単勝1.6倍のモーリスが、それぞれ1着を逃して、WIN5は4億円の超高配当。的中票数は1票ということで、それを手にした1人が、この日本のどこかにいるという。ドイツの哲学者ヴォルフガング・ハイターが“全ての物は必ずどこかにあり、全ての者は必ずどこかにいる(Zunächst änderte sich ja äußerlich nichts.)”と言っていたとおり、馬券を当てられる人も、当てられない人もいるってことですかね、うん。

 

 苦しくない程度に生活をおくっていくため、今週末の重賞でこそ、メイクマネーさせていただきたい。ということで、キーンランドC……もありますが、ハープスターイスラボニータロードクエストなど、一線級の馬が登場してきた新潟2歳ステークスについて。今年は2歳馬の話題が全体的に盛り上がりに欠けている感があるし、情報も少ない、オッズも凝縮しそうだし、例年の配当傾向をみても、こちらの方が配当がつくかな、と。ハイター風に言えば“勝ち馬も必ず馬柱の中にいる”はずなので、出走想定されている馬を真面目に考えてみる。

 本命に据えるのはイブキ。前走の新馬戦で素質馬レジェンドセラーを上がり2位の末脚で突き放して下したこと、しかもVラインを刻んで勝ったことに大きな価値がある。乗り役が田辺に替わるってのも、いいんじゃないですか? グッバイデムーロ。外を回して、最後揉まれないくらいの位置で内を強襲してくれると何より。前走は、外外を回っての勝利で地力を証明しきっているだけに、人気を背負いそう(いまのところ予想オッズ1番人気)なのは、気がかりなものの、最終的には2、3番人気に落ち着くと思ってるし、不動の本命。出遅れは怖いけど。あと、内枠に入るのも怖いけど。。

 対抗は、アピールバイオ。前走は前半63.5秒のどスローペースを逃げての8馬身差1着。事実、展開が向いただけだし、相手も弱かった、そう思われるかもしれないけど、それだけではないはず。調教では、1000万下馬モンサンアルナイルに併入と状態は悪くないし、ネオユニヴァース産駒だけに短縮のショックがうまくハマれば一発あるはず。鞍上は“巧”いほうの木幡。なんも心配してないんで、いつも通り巧く乗ってくれれば。

 そのほか、単穴にオーバースペック。東京千六・福島千八で馬券内に好走していることから、決め手は確かでポテンシャルも証明済み。いずれのレースも後方一気で馬券内に届かせたのは、鞍上の力というよりも、馬の力にしか思えない。プリサイスエンド産駒のS系でバウンド短縮も効きそう。鞍上が岩部だろうとなんだろうと期待するしかない。昨年0勝の男だろうとなんだろうと、期待するしかない。早熟の血筋 × ミルファームって、いかにもここが大目標、ですよね? 期待するしかない。微妙に人気しそう…と思ったけど、予想オッズは14番人気。まじすか。

 連下は、もうちょっと枠順と、考える時間を。。。多分手広く買う。

 

 といった感じ。お盆を挟んだせいか、なかなか文章が浮かんでこなくて、普通に馬について書くという。競馬ブログっぽい感じになった。みなさんもがっちり馬券を当てましょう。“全ての物は必ずどこかにあり、全ての者は必ずどこかにいる”んですから。的中馬券は必ず存在して、馬券を的中させた人は必ずいるんですから。

 ま、そんなコトを言った人も、そんな言葉もないんですけどね、はい。