最高の立ち飲み“魚”屋

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競馬とはまったく関係のない話。
雑記以下の内容になってるんでカテゴリーは「雑記の雑記」で。
なんというかTwitterに垂れ流すのは惜しいけど懸命に書くほどのもんではない。だけども形式的に残しておきたいなあ。

そんな時にはこのカテゴリーで書いていくかな、なんて思っています。いつだったか「競馬とは関係のない話も更新していければとと思ってますー」なんてことを書いていたわけで、それがようやく実現するというわけです。まあ、これを読んでいるあなたの興味は薄いかもしれません。
でもいいんだ。書き残しておきたいんだ。そんな店の話を今日は。


突然の問わず語りですが、最近引越してから近所に安いスーパーが全然なくなっちゃったんですよね。
その代わり多いのが肉屋魚屋八百屋…あと豆腐屋。まあそんな街に住みつくようになりまして。
そうして生活していると馴染みの店もだんだん出てくるんですよね。
当たり前だけど専門店だから、スーパーのそれより美味いわけで、どんどん愛着が湧いてき始めていたそんな時!

 

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あるお店がこんなポスター(愛らしい手書き)を掲げてたわけです。行くしかない!
というわけで知って早々行ってきました。
これが良かった。まあ良かった。
都内に立ち飲み屋はたくさんあるけど、魚屋の店内で、その日仕入れた魚をアテに酒飲んで楽しめる店なんて、とにかく強烈!
店に入れば魚河岸の香りが鼻をかすめて、否応なく気分が盛り上がる。信頼できる仲買いさんから買っているという魚は、インスタ映えこそしないものの、どれも本当に絶品で、うん。
角打ちってあるじゃないですか。イメージとしては角打ちにあるスナック菓子みたいなツマミが心底美味い魚に変わってるわけですよ。あれもあれで好きですけど、魚に変わってよくないわけないじゃないですか。よくなくなくなくなくなーい?ブギーバッグよろしく、首をぶんぶん縦に振りながら酒と魚を味わう事となりました。


ちなみに食べたのはこんなメニュー。

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ミナミマグロのトロブツ(¥530)

 

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アサリの酒蒸し(¥320)

 

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ミナミマグロのしっぽ丸焼き(¥610)

それに缶ビール2つを加えて…
合計¥2,040(一人当たり1,020)

 

や…安い!2人で出向いてこれですよ!
上野のカ○クラや、池袋の大○会、都内各所にあるでか○しょよりもなんなら安いのでは。
そして、安いだけじゃなくて(何度も書くようですが)美味いんだこれが。
ほんとそれだけ。その他書くことなし。
仕掛けつくってどうのこうの文章を組み立てようかと考えたけど、そんなの野暮だなってわけでこんな勢い任せな構成となりました。
周りは閑静な住宅街で、なかなか二軒目にどうのこうの、とはなりづらいのか玉に瑕ですが、その玉はダイヤモンド級なわけでしてね、ええ。
(立ち飲みできる魚屋は自分の知るかぎりここしかないということもありますが)まあ兎に角日本一の立ち飲み魚屋でしたよ。


食べログに載ってない街場のグルメは有名どころだと池袋の立ち飲み二合とか? 他にもたくさんあるんでしょうけど、こういう店に正面衝突で出会えるのは嬉しい。
ほんとオススメです。根津とか最近流行ってるみたいですし、お近くにお越しの際は是非。損はさせません。

 

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※ちなみに店内に並ぶ惣菜はこんな感じで


魚安
東京都文京区本郷6-21-9
東京メトロ 南北線 東大前駅より徒歩5分 都営地下鉄 三田線 春日駅より徒歩5分
03-3811-4037  
日曜日、祝祭日、その他
11:00頃~売切れ次第

 

骨折(小倉記念予想)

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酒に酔ってどこかにぶつけたのか左手中指の第二関節を痛めた。
拳をつくることができないし、タイピングするにも都度痛みが走る。押してみるとはっきりと痛い。
とはいえ日常生活に大きな支障があるわけではない。そんなわけで、突き指でもしたのだろうと決めつけて放置していると2週間ほどで痛みは引いた。
拳はつくれるし、タイピングもすいすい。いやーよかったよかった。そんな気持ちで軽く押してみると……
骨の出っ張りが明らかにおかしい。
右手の同じ箇所を触ってみると、その気持ちは確信に変わった。骨折している。
いや、本当に骨折しているのかどうかはわからないものの、恐らく折れている。少なくともヒビが入っていることは間違いなさそう。
と思っていたものの、医療関係の仕事をする友人に聞いてみると「多分折れてないよ、打撲だと思う」とのことで。
いやはや一安心。
なんとも素人考えでことを判断しても仕方ないってことだ、うん。


その点、ブラックボックス展で世間を賑わせたサザエさんbotことなかのひとよ氏の顛末は本当にお粗末だった。
まずはこちらのリンクから展覧会で痴漢被害が続出した一連の騒動の謝罪文をどうぞ(そのうち消されるか改訂されるかするんで是非。((アート界隈の選民の方々こういうのほんとシメとかずに放置しておいて何年か経ってから滔々と語り出すとかやめてくださいよほんと)))。
https://medium.com/@Hitoyo/after-blackbox-d48d0f924db8

どうだ!この取り繕いにまみれた文章は!社会に出て謝罪文の書き方を習ってくれ!もしくは今すぐ近くの書店、いやアマゾンプライムかなんかでビジネス文章の書き方本を買ってくれ!
2017年読んだ中で一番の悪文間違いないですよほんと。
謝罪文でアーティストとしてのアティチュードを滔々と語り出すってどういうことなんですかね。
一に謝罪、二に謝罪、三四がなくて、五に改善点でしょうに。
まあよし。そこは全て受け入れる。10,000歩譲って。
ただこの作品、ならびに騒動が救いようもなくダメなのは社会的な問題の批評を目的の一部として掲げながらも、自身の想定していない社会的な問題が起こったときに他人事を決め込んでるところ。そして、当事者性を目的の一部として掲げながらも、騒動後はリアクションを遅らせに遅らせて、その当事者性を放棄していること。
いやいや、やってる事と言ってる事がねじ曲がりすぎじゃないですかね。それはダメさ。
そこに来て、先のアーティストという自身の立場を守ろうって意図しか見出せない文章をアップしちゃうわけですよ。
参加型芸術なんだから、ホワイトキューブの中で生成される物事にこそ、その作品の本質が立ち上るわけで。それが痴漢だったんだから。
こういう類のコンセプチュアルアートやるならRelational Aestheticsを読めとは言わないけど、美術の物語くらい頭に入れて作品やってくれ。
どこから目線なんだよ…みたいな文章ですが、たまに展覧会行くくらいの一鑑賞者というレベルで腹がたつわけですよ。
そもそも相手にしていないってのがアート界の人たちの見解なんですかね。こういうフェイク野郎がアートの面被って揚々とやって、美術に興味のない人たちに「現代アートきっつwww」みたいに言われるのもう疲れたんですよ、どうにかしましょうよ……
その点アニメオタクの方々の村上隆批判は過激だった面・勘違いこそあるものの、素直な反射だったと今になって思う、うん。
まあ、なんといってもなかのひとよ氏は本当の本当に素人考えで事を進めて、とんでもない事態を招いてしまったわけだ。


おーっと!楽しく文章を書こうとキーパンチし始めたら、段々あの一件を思い出してイライラ、競馬とは一切関係のない恨みつらみを重ねてしまったぞ!反省!
というわけで競馬の話!
小倉記念で本命に据える馬はカフジプリンス。
この馬強くないですか?菊花賞であれだけ穴人気したのが嘘のよう。ようやく人気落ちしてきたここでなんとかお金に変わってほしい。
短縮でペースアップして対応できるかどうかの一点で嫌われてるんでしょうけど、テンでそこまで置いていかれる馬でもないし、この馬のズブさは誰もがわかっている事で、そりゃあもう中谷だろうと誰だろうと向正面から捲り気味に進出してくれる事でしょう。ロンスパの消耗戦に持ち込めさえすれば期待は高まる。
あ、ハーツクライ産駒なんでトニービン持ちですね。小倉記念トニービン。こういう鉄則的にもいいんではないでしょうか。

土曜競馬を10000円のマイナスで折り返した日曜日、なんとかここで取り戻したいもんです。いやー前述の通り、この人気ならカフジプリンスでいいと思うんですけどね。
ま、それもどれもあれもこれも素人考えなんですが。

ナイトプールなど(クイーンS予想)

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花火、夏祭り、海水浴、その他もろもろ夏の行事にとんと縁がない。

 

子供の頃は「そういうイベントごとに敢えて行かないからね俺は」なんてふかしていたものの、歳を重ねるにつれ、このまま突っ張っているだけではいかんと思い、ようやく花火大会というイベントを経験してみようと計画してみるも今年の隅田川花火大会は生憎の雨。
滅多に着ない貴重な浴衣を濡らすわけにはいかず断念、今年もまた夏らしいことができずに終わってしまった。
せっかくこれまでのひん曲がった信念を改めて、一つずつ夏のイベントを楽しんでいきたいと思い始めていた身としてはなんとも消化不良な結果。
それだけならまだしも、夏のイベントごとを一つも消化できていないなか、『ナイトプール』なる新たな催しが流行しているらしい始末だ。
ナイトプールの流行、そうは言っても去年メディアで散々取り上げられていた『泡パ』みたいなもんで、一部のフィクサー的人物がやれ針小棒大にがなりたててるだけでしょ、なんて思っていたら(毎年夏になると海で出会った男と一夜の関係を楽しんでは咽頭淋病をもらってくる)性に開放的な友人MのLINEのアイコンがナイトプールでのそれに変わっていた。
ちょっと調べてみるとニューオータニやらプリンスやら一流どころのホテルから、スポーツクラブ、遊園地まで。都内では結構な場所でナイトプールが開催されているようだ。
どうやら本当に流行しているらしい。いかにも経済の調子が悪くないときに流行りそうな煌びやかなイベントなだけに、流行から定着に結びつくのかはわからないものの、この爆発力と加速力はハロウィンのそれにも似ていて、このまま定着しても不思議はない。

 

それにしてもナイトプールを開催しているスポットの一つに『としまえん』があることには驚いた。
としまえんのプール、あそこ夏の行楽シーズン以外は魚を放流して毎年俺たちがサーモンやらマスやらのフッキングに勤しむ管理釣り場ですよ。
管理釣り場独特の立ち込めるような匂いもあってさ。もちろんシーズン前に綺麗にはしてるんでしょうけど、なんというか、気持ち的に、ね。
としまえんでナイトプールを楽しむキラキラ女子はきっとそんなことを知らないだろう。
それでいいのだ。なんというか、知らない方がいいこともあるってもんだ。その好例、うん。


自分で書いておいてなんだが、知らない方がいいことは人生において本当に数多い。
交際相手の浮気だとか、昔付き合っていた相手のことだとか、犯罪歴だとか、その他もろもろ。思い当たることがある人も少なくないはず。
それにひきかえ、競馬は知らない方がいいってことがまずない。面白いね。
レースごとに各馬の力関係をつぶさに検証して、馬体まで見てあらゆることを知ろうと努める。それでも動物だから思ったようにはいかず、いつもやきもき。そんな人がこの世に何千万人いることだろうか。
そんな競馬、今週末の重賞クイーンSで本命に推す馬はクロコスミア。
ある程度、知らないことがなくなるように努めて予想したつもりだ。
まずはヤマカツグレースの一つ外に入ったということでスタートから押し上げていくことが必然に変わった。テンの早さはこちらの方が上で先手争いはすんなり制す。上位人気2頭はあからさまに叩き&試走の感が強いので、そのほかの馬からインベタにつけられて脚力を示してる馬を選ぶ、というありがちな選択をした。
前走で逃げのショックを使ってしまったぶん、今回はその反動が気になるものの、トラックバイアス的に不利を受け続けながら惨めな競馬をしたことが無い点も好感。馬体重大きく変わってなきゃいいですね。

 

オチも何もないですが、この馬券当たったら夏の行楽の資金にさせていただきますんで何卒。なんならナイトプールなんか行っちゃったりしますんで。夏の楽しさ教えてもらっちゃったりしますんで。

育ちの差(中京記念予想)

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思わぬところに育ちは表れる。

まさか成人式のスーツの着こなしにこんなにも差が出るとは思ってもいなかった。
いや、ただ単に俺の背が低いから似合ってないんじゃないか、とも察した。だが違うのだ。
俺より身長が10cm低い奴でもビシッとキマってる奴はキマってるし、逆に180cmオーバー・スタイル抜群な奴らの中にもキマってない奴は少なからずいた。
自分の着ていたのが洋服の青山で用意したようなおじさんスーツだったってわけでもない。なんなら粋がってわざわざセミオーダーの仕立て屋に行き、その頃流行っていたDiorみたいな感じでタイト目に仕立ててもらったし、サイジングがおかしいわけではない。なのにこの始末よ。
とにかく周りのキメてる連中と比べた時の俺の格好はなんとも七五三としか言いようがないのだ。
二十歳そこいらの男でスーツを着慣れている人間なんてごく少数だし、何がイケてる奴とイケてない奴を分けてたんだろう。そしてなんで俺は完全にイケてない側だったんだろう。
そんな悩み、というか、モヤモヤした気持ちを抱き続けてたんですよ、うん。

 

その悩みの答えがようやくわかったって話。
最近読んだ本の中で一部女性誌の鉄板ネタとして「代々家族から譲り受けた大切なもの」なるものがあることを知ったのだ。先祖からの財を継承するものとして、そこに挙がるのはジュエリー、ブランド品、着物などなど……。それの男性版がスーツだという。
若いうちに上物を捕まえるには「スーツの着こなしがいい男を選べ」という言葉まで紹介されていた。
理由としては「(ハイクラスな)私たちはお母さん・お婆ちゃんから素敵なものを受け継いだけど、男性の場合なかなか引き継ぐものがない。日常着のスーツだって体型が違うから難しい。そこで彼らはお父さんからスーツの着こなし方を受け継いでいる」のだそう。
な…なるほど……
ちょっと唸らされた。たしかに考えてみたら成人式でイケてた連中は良家の子が多かった気がしなくもない。何よりの証左が俺の家が疑いようもない「下の上」家庭だったからだ。

 

わかる。わかるが、自分の育ちが悪いと言われてるような、なんともイケズな文章を目にしてしまったな、うん。
劣等感からそう思うだけだと思われてもそういうわけではないのだが、そう受け止められても仕方あるまい(指示代名詞の多い悪文…)。
とはいえハイクラスへの憧れなんて本当に皆無で、後楽園の端っこで関係性もあやふやなツレとパック酒を飲みながらマークシートをひたむきに塗るおじさんの方が憧れの対象だ。

かといって素敵なものへの欲求がないわけでもない。しかし毎月記帳する通帳を眺めては己の収入の低さに肩を落としてばかりの毎日で現実はよくわかっている。
そんな俺に残された選択肢は安いものをたくさん買うか、素敵なもの(多くの場合値がはる)を少量買うかのいずれかで、そうした生活を続けていくしかないのだろう。
何度も書くようだが、決してそうした生活が嫌だというわけではない。むしろ楽しい。
いや、でも、うーん、ハイクラスに生まれて、家とか買ってもらえたら嬉しいなあ…いやあ、でも、そんなに憧れてる、わけではないけど……あ…選択肢はもうひとつあった。
素敵なものを買うために大きな馬券を的中させるってことだ。

 

というわけで、今週末開催される重賞、中京記念で本命の印を落とす馬はマイネルアウラートに決めた。
中京記念は基本的に4角10番手程度につけて34秒台の上がりを繰り出す馬が馬券になるレース。今年もなんともそんな展開を狙いそうなメンバーが揃っている。が、ここにきての雨。
休み明けでストレス疲労から解放されたアウラートが35-35でラップをまとめて馬券内に流れ込む。
去年の中京記念の不利が適度なブラインドになってくれそうなのも好材料。いわゆる「中京記念走りまっせー」タイプではないし、夏負けする馬に見える馬柱。買い。

 

思えばマイネルの馬も決して「ハイクラス」とは言えない。
そんな中流家庭代表のマイネル中流家庭の俺に馬券をプレゼント。
そういうわけでよろしく頼む。
少々雑ですがそんな感じで。

指原莉乃さん(函館記念予想)

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HKT48の指原莉乃(24)が、番組ロケで初めてクラブを訪れたがその雰囲気に号泣してしまい、企画が中止になっていたことが明らかになった。
「初めてのクラブで酔っぱらいもたくさんいて、話しかけられて、人見知りなんで怖かったんでしょうね。泣いてしまいまして……」と、企画が中止になったことを明かした。


毎日毎日ヒアリ松居一代のニュースばかりを往復ビンタ状態で見せられているせいか、こんな芸能ニュースですら興味深く思えてくるから人間の関心とは不思議なものである。
メディアがやる気を出せば、人の関心なんていかようにも操作できそう。そう今の中国みたいにさ。
いや、そんな政治的な話が書きたいんじゃない。

 

クラブに入って泣いてしまう人がいるという事実に結構驚かされた。
自分自身、今となってはとんと縁遠くなってしまったけど一時期は暇さえあればクラブに行っていただけに、クラブが嫌いな人間が一定数いて、クラブという場所がいかに偏見にさらされている空間かってことはわかってるつもりだ。
知人の中には、ロハでコーマンかます事を最終目標にする男女ばかりが集まるだだっ広い暗い部屋みたいのを想像してる人も少なくない。

 

ただ、そんな、いわゆる“パリピ”と呼ばれるような、EDMが流れたら粗悪でもただただ踊ってしまう(まるで、秒あたり二度の強拍があって長三度の和音が多いから歓喜を連想させる構成だ、みたいに機械的に音楽を捉えているような)人を集めるクラブばかりじゃないんだよ、指原さん。
自分が通っていたクラブは10畳くらいで、形容するとしたら紛れもなく“部屋”だった。その部屋にバーカウンターとステージとDJブースとダンスホール、談笑するためのソファーを詰め込んでるみたいな場所。ロハでコーマンかました話も聞いたことない。いや、僕が知らないだけでたくさんあったのかもしれないけど。でもあの見知った顔ばかりのクラブでそこまで持っていくなんて、実家で一度も母親にオナニーを気づかれず成人する程度に難しいことは間違いない。ベラ噛んでる人すら見たことない。あったとしても、その場で知り合った男女が手を繋いでハグしてるくらいの、そんなもんだ。どうだ!健全だろ!指原さん!
いやまあ、そんな部屋で、耳でなく肌を通して聴く音楽はそれはもう最高の一言で、グラムあたり4,000円のブースターまで加えたら、至福という言葉でも表せないほどの幸福がそこにあった。あ、そういうのが嫌なのかな。でも、今はどのクラブもクリーンだよ指原さん!

 

届くことのないプレゼンを続けているものの、そういえば僕も最初はクラブが苦手だった。
落ち着かないし、どう振る舞っていればいいのかわからない。音楽聴くのはいいんだけどトイレも汚いし。そんなわけで、デビューしてから何度かはヒシアマゾンばりに後方待機を決め込みながら、周りの楽しんでいる人を眺めて「この人たち楽しそうだなあ」なんて、思ってばかりだった。
だけど、ある日友達がナンパしてるのを見て酔いにまかせて突っ込んでみたら、フロアで一緒に踊りながら酒飲めたんだよな。朝まで一緒に踊ってさ、クラブ出た時の日の出は富士山で見たそれより気持ちよかったし、一緒に食べた道玄坂のラーメン屋は味は不味かったけどロブションよりも美味かったんだよな。
本格的にクラブにハマったのはそれ以来。元々そういう音楽を嗜好してたことも手伝ってか、わざわざイラレでフェイクのIDをつくったりしてさ。
通いつめてきたけど、いい思い出なんて本当にわずかなもので、合法非合法問わずぐちゃぐちゃに酔っ払ってしまった情けない話の方が多いんだけど。それが楽しかったのかもしれない。
彼女へのプレゼンは途中で途切れちゃったけど、一歩踏み出さなければ味わえない楽しみが確実にそこにはあったんだよ、多分。そういうことが書きたかった。


さて、毎週通う場所が池袋のクラブから後楽園のWINSに変わった僕が今週末の函館記念で本命に推す馬はカムフィー。
洋芝実績は証明済み。今回は前に行きたい馬が揃って例年以上にタフなレースになりそうなのもスタミナ寄りのカムフィーにとっては好条件。典型的なダンスインザダーク産駒らしい挙動を示しているだけに、加齢しようと飽きさせなければ走るはず。それだけにレース条件&質替わりもプラス材料と取った。しかもここにきて恵みの雨。どんどんカムフィーに追い風が吹いてきた。想定最低人気なだけに振り回して勝負したいところ。
いやはや、1600m戦から3600m戦までありとあらゆるコースに挑戦してきた本馬が重賞を勝ち取る。一歩踏み出し続けてきた者にだけ与えられる栄冠が輝くんだ、うん。


それにしてもクラブに入るや泣いてしまうなんて「なんだかよくわからないけど怖い人が集まってる危ない場所」みたいなイメージを無意識的に抱えてるんですかね。
そこを一歩踏み越えたら結構楽しい世界が待ってると思うんだよな、ほんと。もちろんアレルギー的に無理な場合もあるようだから強制するわけじゃないけど。
同じAKBグループの秋元才加をなんかのパーティーで見かけた時はすげー綺麗でかっこよかったぞ、うん。