君はジェームズボンドを知っているか?!(阪神大賞典予想)
ちょっとちょっと、ジェームズボンドって知ってますか? そうそう、ジェームズボンド! いやいや、そのジェームズボンドじゃなくって! まあまあ、間違いじゃないんだけど!
スパイ映画の金字塔『007』シリーズの主人公ジェームズボンドの名は、実在の鳥類学者から取られているそうだ。「おそらく、一般に名前が知られている鳥類学者は、ジェームズ・ボンドくらいであろう。英国秘密情報部勤務に同姓同名がいるが、彼の名は実在の鳥類学者から命名されたのだ。隠密であるスパイに知名度で負けているというのは、実に由々しき事態だ…」と書かれた本でそのことを知った。
たしかに鳥類学者は、知名度の面で映画キャラクターの後塵を拝してしまっているものの、鳥そのもののの人気は驚くものがある。前職時に隣席の敏腕編集者が企画した『世界の美しい鳥』という本は増刷に増刷を重ねて、たしか10万部を越える大ベストセラーになったし、後続のシリーズも(鳥だけに)飛ぶように売れた。実に羨ましい話である。
一方、最近の私といえば家電の故障が重なり、日用品も壊れ、それを改めて買い揃えるべく、支払いに次ぐ支払い。さながら羽が生えたように金が飛んで行ってしまっている。
そうきたら、楽して、手っ取り早く金を増やしたい、競馬で金を増やしたいと考えるのがギャンブラーの悪い性だ。というわけで、週末の阪神大賞典。
本命の印を打つのは大人気シャケトラ。前走で復活の兆しを見せて調教も抜群。明日のレースでも1番人気が予想される。人気の馬にドン!と張って金を増やす。そして家電・日用品を改めて買い揃えてみせるのだ。
人気しておきながら「飛ぶ」。そんなことの無いように祈りながらレースを見守りたい。