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知ってるつもりか!(根岸S予想)

馬券

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杉の宮駅が京王線の駅だとは知らなかった。
「そんな駅、京王線にないですけど?」
なんてツッコまれるかもしれませんが、最初に書こうと思っているのは、スタジオジブリ製作の映画『耳をすませば』の話。(まあ、いつものごとく、この後、二転三転しながら競馬予想につながる予定です…)


なんでこんな話から始めたかって、先週放送されてた金曜ロードショーで『耳をすませば』を10数年振りに見たからで。
耳をすませば』はスタジオジブリ作品の中でも好きな作品のひとつで、学生時代に何度も見ているし、あらすじは諳んじることができる。
それだけに「『耳をすませば』に関してどれくらい知ってるか ?」と聞かれたら、ってまあ、そんな機会はまずないものの、「そこそこ知ってると思うけどね。」と答えると思う。そう思っていた。だってそうだよ、子供の頃に何回も見てるわけだ。
でも、それは大きな勘違いだった。
歳を重ねて改めて見てみると、やけに細かいところに目がいく。主人公、月島雫が住んでいる団地の煩雑さ、室内に置いてある本のタイトル、貼ってあるポスター。最寄駅の杉の宮駅。
そんな駅、東京にないけどなあ、と思って調べてみると、聖蹟桜ヶ丘駅がモデルだそうで。加えて、劇中に出てくる向原駅は、これまた京王線百草園駅だそうで。好みで何度も見ている作品だけど、その作品の内実、ディテールについては全く知らなかったというわけ。結構有名な設定みたいですけどね、うん。
いつも最寄駅から東京競馬場に向かう際、京王線に乗って、当該駅を通り過ぎているにもかかわらず、全然知らなかった。府中で競馬が開催されていれば、毎週のように乗ってる電車なのにね。知らなかった。
名前や作風は知っていても、実は作品を読んだことのない司馬遼太郎だとか、モノマネでよく見聞きしているけど、作品はほとんど見たことのないジャッキーチェンだとか。
自分の中で人並みに知っているつもりでも、その実、詳しいこと、というか、細かいことは知らなかった。そんなこと、まあ、よくある話だ。


知ってるつもりでも、実は知らなかった。それが最悪なかたちで表れた記者会見を週始めに目にした。
「17歳とは知らなかったんで……」
お笑い芸人狩野英孝がファンの女の子に手を出した結果、見事にそれが世にバレてしまい、淫行疑惑が持ち上がり、脂汗タラタラにそう答えていた。
女性関係がらみの会見なだけに意図的になのか、囲み取材に参加している記者は99%が女性で、なんとも報道の人たちはエゲツないなー。なんて思いながらも、もしかしたら本当に彼は彼女の年齢を知らなかっただけかもしれないな。
そんなことを考えていた。
限りなく黒に近いグレーなだけに、世のワイド精神旺盛な人たちが騒ぎ立ててたけど、交際の詳細については知る由もないし、とりたてて、知りたくもない。
何が書きたかったって、自分の中ではよく知っているつもりでも、その実、詳しいこと、というか、細かいことは知らなかった。まあ、よくある話だ。そういうこと。


こんな話から唐突ではあるものの競馬の話へ。
今週末開催される重賞はふたつ。ここでは根岸Sについて。自分が推す馬はモンドクラッセ。

デビューは芝。調教でも好時計を連発。血統背景もよく、新馬戦では1番人気に支持されるも追走でいっぱいいっぱい。その後も芝のレースを使っては鬼脚を見せながらも勝ちきることはできず。結局ダート替短縮で脚質転換。それからはダート一線級の馬に一気に駆け上がった。
そんなモンドクラッセは今回初めての短距離戦への短縮臨戦。

現在単勝12番人気と、多くのファンが当馬の距離適性を不安視していることが手に取るように伝わってくるが、これまでもラップの厳しいレースは経験してきたので逃げての粘りこみにも期待できるし、アグネスデジタル産駒の当馬は明らかなS系なので、位置取りを差しに転換しても面白い。芝でも追い込んで味のある競馬はしてるしね、うん。
若干タイプは違うものの、帝王賞で先行して、短縮臨戦で臨んだ根岸Sで位置取りを差しに転換した結果3着に食い込んできた。イメージはそんなテスタマッタにも被るところがある。
ってなわけで、今日はモンドクラッセに財布の中身全部。

 

モンドクラッセを知る多くのファンが
「まさか差して味のある競馬ができるなんて知らなかった」
「短距離でもパフォーマンス発揮できるなんて知らなかった」
なんて、馬券圏内に驚くことになるかもしれない。
知ってるつもりでも、実は知らなかった。そんならことってよくありますしね。
根拠は薄いですが、なんですかね……
理由は……「野生の勘」といったところでしょうか。
そんなオチで。