最高の中華料理屋があってさ(関屋記念予想)

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客にとっての見やすさよりも店員にとってのそれが優先されたテレビの配置。

注文を聞きに回る本国生まれと思しき女性は健気を絵にしたような人当たりの良さ。

黒々した乳首を薄っぺらいTシャツから透かし見せながら中華鍋を振る料理人の皆。

22時過ぎ。マスター(と常連客から呼ばれている店長)は、厨房で缶ビールを開けてすでに赤ら顔。

席に座るなり、ほかの組み合わせに目を向けることなく、卵炒飯、焼き餃子、レタスの牡蠣油炒めを頼む僕。牡蠣油をあらゆる食べ物にべたべたつけながら食すと、これが旨い。他に食べたことがないメニューもたくさんあるが、これがいい。いつもこの組み合わせを頼む。


WINSに到着するなり、ロシュフォールとリライアブルエースを組み合わせた三連複を買う僕。どちらも大箱のジリ差し決着に強く、この人気は旨い。他にレースを見たことすらない馬もたくさんいるが、これがいい。いつもこれらの馬を買う。

月末作者コメント:2019年7月

 ブログを更新する。しかし、翌日には何を書いたかもう忘れている……。そんな繰り返しに、終止符を打ちたいのねん! そう考えた私が自分自身の読み返しを兼ねて、子供の頃に好きだった『浦安鉄筋家族』の巻末作者コメントの真似事をしてみようと思った次第です。あれ、好きだったんすよね。という試みを数ヶ月前から始めておりました。今月も引き続き振り返ってみることにするのねん!

 

この記事に書いた理由で悶々とすることもありますが、自分が選択したわけなので、全く後悔はしてないです。馬券についても同じように思えればいいのですが……

 

この時に彫ったタトゥーがようやく落ち着いてきました。

 

 なんて書くのが楽なんだ…… って、そりゃそうだよ! 先月、全然書いてないじゃないか!!!
会社員生活が始まったことにかまけすぎ。コレじゃいかんいかん。もっと書いてて楽しい読んでて楽しい俺のためだけの文章を書かねば…というわけで、今月はちゃんと更新していくつもりです!
このテーマ来月はしっかりやりたいところ、そんな感じなのねん! 今月もよろしくお願いしますなのねん!

 

タトゥーを彫りながら書きました(中京記念予想)

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タトゥーを彫ってもらいながらこのエントリを更新しています。


いまちょうど2/3くらいが終わったところ(と彫り師に言われたところ)。BGMにはバーナボーイのAnybodyが(これまでに2,3回繰り返したその曲が)流れています。

あとはタトゥーマシーンの「ジーーーー」という音。だったのですが、後から来た客も打ち合わせを終えて彫り始めたようでμFの異なる「ジーーーー」と「ジーーーー」が重なって不穏なハーモニーが増大し、BGMはかき消されました。そんなところです。はてさて書きます。描写ばかりしてたら話が前に進みませんからね。って!肘!痛い!はてさて。


タトゥーが良いものか悪いものかという議論はいったん横に置いておいて、僕は歴史・文化も含めてタトゥーそのものが好きだし、その立ち位置も好きです。そして何より、タトゥーを入れている間のアーティストとの会話がたまらなく好きです。

自分の場合、言葉を交わし合うことはないんですが、施術台(というのかはわかりませんが、感覚的にはそれに近い)に横たわって痛みに耐える自分と、良い仕上がりにしようと集中して腕を振るうアーティストとの間にはまぎれもない会話があって。その会話が好きなんです。言葉はなくても会話がそこにはあるんです。経験したことのある人にしかわからない会話が。

これはさながら、騎手と競走馬の関係のようで。耐える一方と力を尽くす一方、渾然一体となった先にゴールがある。どんなゴールが待ち受けているかは終わってみなければわからない。そんなところも相似する点のひとつではないでしょうか。って無理があるか。

はてさて、今週開催される重賞は中京記念函館2歳S。今回取り上げた中京記念で本命の印を打つのはクリノガウディーに決めた。

新馬戦の鮮やかな勝ちっぷりから二戦目で東スポ2歳Sに挑戦し惨敗。その後朝日杯で2着に食い込むも、新馬戦以来勝利はない。そんなクリノガウディーの鞍上に森裕太郎が戻ってくるの。新馬戦でクリノガウディーを勝利に導いた森裕太郎が戻ってくる。そんな中京記念。パッとしないメンバーの中で私に言わせれば見るべきところはそこしかない。どこかって、この1人と1頭のコンビが渾然一体となった先の勝利ですよ。

 

さて、冒頭でいったん横に置いておいたタトゥーが良いものか悪いものかという話ですが、社会通念上それはまあはっきりと悪いものでしょう。例えば、今話題の芸人が反社会勢力と繋がっていたことを喧伝する記事に大きく写されるのは刺青が入った男との写真です。これがわかりやすく人目を引き、これほどまでの騒ぎになっている印象すらあります。人が刺青に対して感じる不穏さは相当なものがあるのでしょう。これは歴史を振り返ってみても疑いようのないことです。

なんてことを書くと、愛好家たちが海外でのタトゥー文化を引き合いに出して、刺青への偏見を糾弾し始めるさまが脳裏をよぎります。確かに刺青そのものに罪はないし、刺青をしているからといって差別するのは不当ともいえるでしょう。海外を引き合いに出す面では反対ですが、僕も基本的にこの意見に賛成です。

 


例えばプロ野球だって、日本人の刺青は事実上禁止されています。(外国人選手のタトゥーは禁止していないダブルスタンダードについてここでわざわざ触れるつもりはありません。単純にアホだと思います。日米野球なんかを見るたびにその差について色々と考えてしまいます。)その一方で、まさしく反社会勢力の子供がプロ野球界には少なくないわけですからね……が……と、そんなところで時間が来ました。

まあ僕はタトゥーの愛好家です。それについて文句をつけてくる人には慣れっこですし、そうした人の意見の中に理にかなったものがあることもなくはないです。

あー、次は何のタトゥーを彫ろうかな。

近況を報告しつつ(函館記念予想)

先週は別のところで書いている原稿の締め切りが重なって拙ブログを更新する余裕がありませんでした。もともと筆は早いタイプ。しかも好き勝手に書けばいいだけ。そんなブログすら更新する余裕がなかった。色々とお察しいただければと思います。毎週の更新を楽しみにしてくださっている奇特な方々にはお詫び申し上げます。すんません。


さて、何から書いていこうか…と頭をひねると何にも出てこない(なんてことはないんですが)。ちょっと今日の更新はリハビリも兼ねて、近況報告を記していく、という、いつもとは違ったスタイルで書き連ねていこうかと思います。気分。なんかそういう気分なわけです。


勤め人になりました

今年に入った頃くらいから色々と思うところがあり、先月から会社勤めになりました。某社でライターとして働いています。

入社から1カ月が経ち、入社当初の寄る辺なさがようやく薄れ始めたといいますかなんといいますか。人並みに会社員やってます。やってるつもりです。

ちなみに入った会社は超ホワイト。入社前から話は聞かされていたんですが、19:00の退勤時刻になった途端ほとんどのメンバーが帰りはじめるんですよ。この光景こそが当たり前でなければいけないのかもしれないですが、ちょっと驚きました。もう、それは真逆の世界で働き続けていたわけですから。というか制作系の会社でそんな会社ってあるの?未だにちょっと慣れないところありますね。

とはいえ自分の場合、フリーランスの頃の付き合いで誰かに引き継げない仕事があるし、フリーランスとして積極的にやりたい仕事があるので、そんな超ホワイト勤めにも関わらず、朝は変わらず3時起床で仕事に勤しんでしまい、結果的に時間が足りない…そんな感じなわけですが。


「書く」ことは難しい

1日中キーパンチするような仕事です。いつも興味深いテーマの原稿を書いてばかりいられる、なんてわけにはいきません。そうした時に、とかく感じさせられるのが文章は難しいということ。

構文的に難しい…とか、二の句が継げない…とか、構成ができない…とかそういうことではありません。

(語弊を招くかもしれませんが自戒のために書き加えると自分を含めて)文章がある程度書ける人は、一つの対象に対して肯定もできれば否定もできる。いかようにも書くことができちゃうんですよね。レトリックで。ここをこうして、こう展開させれば、こういう結論で文章を締められる……よし!ってな具合に口八丁手八丁形にすることはいとも簡単にできる。と思うと、世にあまねく文章は全てが欺瞞なんじゃないかと。そして自分が仕事で書いている文章も欺瞞なんじゃないかと。そんな風にハッと思ってしまう瞬間があります。まあお客さんありきの制作ってどうしてもそうした側面があると頭では理解しているんですけどね。偽善に満ちた文章を書いている瞬間はギョッとしちゃいますね。あとゲンナリもする。それで喜んでくれる人がいるっていう事実まで含めて、書くことは難しい。もはや書くことは罪に近いところがある、とすら思います。はあ。


音楽は楽しい

とはいえ、仕事して給料をもらっている以上、そうして考え込んで塞ぎ込んで書けなくなっていてはいけません。というわけで、なんとか状況を打破しようと思うわけです。そこで利用しているのはもっぱら音楽(Apple Music最高)。

フリーランスの頃は周りに雑音がないことも手伝って、能動的に音楽を聴いて仕事をするということがほとんどなかったのですが、今は1日6時間は音楽聴いてますね。それでなんとか自分を盛り立てて日々書くことに努めています。向き合っています。いやあ音楽は楽しい。音楽は素晴らしい。


音楽は楽しい…音楽は素晴らしい…言い換えれば…芸術は素晴らしい……

今週開催される函館記念で本命印を打った馬も

「芸術の匠。仏における、日本の人間国宝に相当する称号」という由来の名を持つ馬でしてね…メートルダールっていうんですけどね……と、いつもの更新のような様相を呈し始めたあたりで〆!うーん雑!雑だけどこんなのもたまにはいいじゃないですか!というわけで!今後ともよろしくお願いします!

月末作者コメント:2019年6月

 

ブログを更新する。しかし、翌日には何を書いたかもう忘れている……。そんな繰り返しに、終止符を打ちたいのねん! そう考えた私が自分自身の読み返しを兼ねて、子供の頃に好きだった『浦安鉄筋家族』の巻末作者コメントの真似事をしてみようと思った次第です。あれ、好きだったんすよね。という試みを数ヶ月前から始めておりました。今月も引き続き振り返ってみることにするのねん!

 

THE感傷にひたるシリーズ。たまに書くと筆が乗って楽しい。

 

これは実にクリシェクリシェだからまとまりがある。クリシェだから面白みに欠ける。

 

大谷翔平相変わらずとんでもないですね。あまりにとんでもないから、もういまのうちから引退時の喪失を考えてしまって不安になってしまうときがあります。初めてできた彼女と交際中から別れを予感して悲しくなるときの感情、みたいな。なんといいますか。

 

最近も日経で記事になっていた件です。インターネットをしている以上自分のデータが吸われ続けるのは仕方ないところもありますが、可能な範囲で抵抗していたいです。 

 

 PRじゃないけどPR。みたいな。教えて !競馬民、文中にも書いた理由からそこそこに流行ってほしいです。

 

当然の話ではあるんだけど、レース画像を貼ると途端に競馬ブログ感が漂うという気づきを得ました。


なんて書くのが楽なんだ…… 今月はブログ自体をなかなか更新しないでいましたが、このテーマ来月もまたやってみたいところ、そんな感じなのねん!今月もよろしくお願いしますなのねん!