シティガールとはなんぞや!
最近POPEYEを買ったんですよ。書店でPOPEYEを買うというだけでも自意識過剰な私にはなかなか恥ずかしい行動なわけですが、特集がまたまた恥ずかしい。「シティガールたちよ!」っていう特集だったんですけどね。ちょっとこのキャッチコピー読んでみてくださいよ。
“いつも一生懸命で、いい匂いがしていて、時に少しめんどくさい キミが大好きだ”
ですよ! あー鳥肌鳥肌! なんて書いてはいるものの、白状すると学生時代のミューズはしまおまほでした、そういう人間なんです私は。
というわけで、鼻の穴を膨らませながらページをめくるわけですが、興味深い特集がありました。
『シティガールってなんだろう?』というものでして……3人の“シティ”な女性が「私の考えるシティガール」をリストアップして語り合うというもの。楽しく読み進めながら抜き出したものを挙げてみると、
・卑屈な感じがしない
・先輩芸人から可愛くないとイジられた時に「顔とか生まれとか、変えられないものを蔑む笑いはもう古い」と言い返したアンゴラ村長
・違和感みたいなものに敏感で、そこをスルーしない
・人がたくさん居るような場所でも、人目を気にせず自分が好きなことをやっていられる
・自分を教育する視点がある
・周りに迎合せずに自分の好きを貫ける
・授業中に「私、今、イケてない!」と感じて、いきなり教室を出て行って美容院で刈り上げにして戻ってきた高校の先輩
・自分を信じているなら人生のどんな場面も知性やセンスで乗り越えていけるような人
とのことでした。
いや、なんだよ、それじゃまるでシティガールというか!!!政治家じゃねえか!!!
というわけで、私が考え直してみましたよ!以下列挙!
・どこで売ってんの?みたいな変わった柄の服が妙に似合う
・サイゼリヤに誘っても喜んで来てくれる
・日本酒が好き
・男友達が多い
・いざというところは慎重
・街に出ると美容師のカットモデル勧誘がすごい
・○○系と称されることを嫌うし、実際何系にもカテゴライズできない
・メールの返信が遅い
・コスメにこだわりがないというのに肌が綺麗
・爪がゴテゴテしてない
・一度は前髪パッツンを試したことがある
・アクセサリーは控えめもしくはほとんどつけない
・自分の好きなものの話を人に積極的に話したがらない
・年越しは『ゆく年くる年』を観る
・そこ選ぶ?みたいな旅行に行きがち
・先々の予定を立てるのが嫌い
・表情も感受性も豊か
いかがでしょうか。って、そんなに大差ないですね、むしろ軽薄な感じになってしまいましたね。てめえの好みのタイプってだけじゃねえか!
ヤマなし、オチなし、イミなし。以上、数年後、いや数ヶ月後、いやいや数日後に読み返して恥ずかしくなるエントリでした。むしろ既に恥ずかしいですね、はい。