空き巣の逮捕と呼び込み(神戸新聞杯予想)

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年初に被害に遭っていた空き巣は犯人が捕まり、検事まで送られたらしく、なんとか終結しそう。
あとは示談金が振り込まれるかどうかを残すのみで……そこが一番肝心なところですね……

関連して東京地検まで取り調べを受けに行ったのですが、そこで聞いた話から今回のエントリを更新。
というのも、逮捕に至ったきっかけが刑事の張り込みによるものだったそうで。
不謹慎かつ物が失くなった手前、こんなことを書くのはどうかしてるけど、刑事ドラマみたいでちょっとテンションがあがった。
張り込みって!
いや、どうやって張り込みをしていたのか。
気になって掘り下げて聞いてみると「呼び込みまでして張ってたらしいから結構本腰入れて捜査してくれてたみたいだよ、感謝しなきゃね」という返事が返ってきた。


はて呼び込みとは。
キャバクラで12万円ぼったくられた。
財布に金がないから払えないことを伝える。
怖いお兄さんに一緒にコンビニATMまで連れて行かされる。
そんな嫌な目にあわせてくる“呼び込み”しか知らない自分は続けて質問を投げかけてみる。
すると「どこにいるんだ。」「捕まえてやるからな。」などと、ターゲットの写真を凝視しながら声をかけることで、相手の顔を心に刻みつけて、雑踏の中でも犯人を見つけられるようにする作業のことを警察内の用語で呼び込み、ということを教えてくれた。


いまやIoTやらAIやら、東京五輪でも警備のために顔認証性能が優れたカメラを取り入れるという時代にそんな作業を行うのか、というのが正直な感想だった。
容貌から本人の特定はもちろん、病気や性格がわかるケースもあるとかいう研究結果もアメリカの研究者が出すような時代。
イギリスや中国では監視(カメラ)社会をさらに推進させていくという時代に人力による“呼び込み”ですか、はて。


とはいえ、ターゲットの写真を凝視しながら、声をかけることで、印象を深く刻み込むという、そんな手法が結局犯人逮捕にまでつながったのだから、感謝するほかない。
少なくともこれから数年は、機械の性能よりも百戦錬磨の経験に裏打ちされた人間の力が成果につながっていくのかもしれないな、なんてことを考えたり。
いやまあ、どうだっていいから示談金を早く振り込んでほしいところですけどね、ええ。


さて、今週末開催のトライアル、神戸新聞杯で本命に据えるのはキセキに決めた。
後ろ暗さに囲まれて生活する自分にとってキセキだとかキズナだとか、そうした名前の馬はどうも無意識的に嫌ってしまう向きがあるものの、信濃川特別はペース向いた面もあるがタイムは優秀。2走前はあっさり500万勝ちするスズカディープが支配する競馬をきっちりねじ伏せてますし、休養挟んでストレスからも解放。適度に前が流れそうなメンバーで瞬発力勝負になれば、と最上位で拾うこととしました。対抗はもちろん権利取りの神様ダンビュライト。あとはアダムバローズまで抑える馬券で週末の飲み会資金を確保する所存です。


まあ本番は菊花賞な訳ですし、ここでは無理にバットを長く持たずに、馬の走りを凝視しながら、声をかけることで、印象を深く刻み込むという、呼び込みの手法で乗り切りたいと思います。
終始後方待機している自分の本命馬を見ながら
「どこにいるんだ。」「捕まえてやるからな。」
などと悶々とつぶやかないようにしたいもんです。