いい仕事がしたい(NHKマイルカップ予想)

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多くの女性が嫌う言葉のひとつに「いや…」という言葉があるそうだ。
これだけ書いてもなんのこっちゃわかりづらいな。
噛み砕くと、“何を話しかけても否定から入る”ということらしく、そういう喋りをする男性は嫌われがちなので注意が必要。なんだそうだ。なにかの雑誌に書いてあった。
女友達の少ない自分は、たしかに思い当たる節が数え切れないほどある…それで縁遠くなってしまったのでは……と邪推する相手もいる。
特にアルコールが入っていると厄介で、じゃれあいまじりの冗談べらんめえ喋りが本物の喧嘩につながることも星の数ほど……
西日本出身だからか、と考えることもあったが、そうとはかぎらないみたいで本当に反省しきりの毎日です。
そんな女性に嫌われやすい否定的な喋りをしてしまいがちな自分なわけですが、身振り手振りを大きくして、好きなものを人に伝えようとしている様子を、首を縦に振り続けながら聴くのも、またたまらなく好物なんですわ。
数年前まで松本人志が司会を務めた番組があって。芸人が各々の「好き」なものを3,4分ノンストップで喋り続ける、という内容だったんだけど、好きなものについて喋っているその表情を見ているだけで楽しい。そんな記憶もぼんやりとある。
いやまあ、人の好きなものの話を聞くことって結構楽しいですよね。


ということで(?) 好きなものの話から書き始めてみよう。
今回の好きなものは“書店”を取り上げる。
唐突に本題に入るが、自分は仕事の絡みもあって、人の十数倍の頻度で書店に通っているんですね。
今日はあそことあそこ。明日はあそことあそことあそこ、そんな具合に。
それぞれの書店で何を推しているかを確認して、どんな本が売れるのかをリサーチする。
もちろん、やる気に満ち溢れた書店もあれば、そうでない書店もあって、まあ、そのそれぞれを訪れているわけだ。
そんな中で、書店自体のやる気も十分。棚に並んでいる書籍の質も十分。ちょっとひねくれた姿勢も含めて大好きな書店が存在するんですよ。
その書店こそがオークスブックセンター東京ドームシティ店。
「文系野球の聖地」という惹句を看板に掲げて営業する、その書店は東京ドームのすぐそば、後楽園にある。
土地柄もあって、店前に陳列する書籍は東京ドームで行われるイベントにあわせて、カメレオンのように変化する。
ジャニーズのイベントがあればジャニーズ一色。後楽園ホールでプロレスがあればプロレス本が並ぶし、巨人戦があれば店頭は巨人関連の本で埋め尽くされる。
来店する人の需要にあわせて供給をコントロールする。
言ってしまえば至極単純なことだが、単純なことを徹底することはご存知の通り意外と難しい。
想像してみてほしい。
あなたの近所の書店に新刊搬入以外で棚が劇的に変わる書店があるだろうか。そうそうないはず。
足を運べる距離にある人は是非とも一度オークスブックセンターに行っていただいて、その数日後に再訪してほしい。品揃えの変化にきっと驚く。
なんというか、そういう“いい仕事”したいですよね。そんな話がしたかった。


いい仕事といえば、最近のプチ鹿島氏の活躍も素晴らしい。先日耳にしたラジオもシンプルに面白かった。
プチ鹿島のスポーツ紙大賞というコーナーで、時事ネタと見立てが得意な自称 時事芸人、プチ鹿島が“スポーツ新聞”をテーマにしつつ、見立てたっぷりで助っ人外国人を語るという内容。
紹介される助っ人はバースからホプキンス、ホーナーなどなど……有名無名問わず、ファンの心を捉えてきた助っ人外国人の話。
ひとつひとつのエピソードが、(時に憎しみも混じった)愛に溢れていていちいち笑えて……って、そこまで触れていると、この文章がとんでもない長さになってしまうので、本筋はradikoタイムシフト放送などで聞いてもらうとして……
そんなラジオを聞きながら考えていたのは、自分にとって忘れられない助っ人外国人についてだったんですね。
そこで真っ先、いの一番に思い浮かんだのがカープの助っ人外国人ルイスロペスだった。
今となっては暗黒期のカープを支えてくれたロペスに感謝しかないが、元はというと全く実績のない選手で、なんで連れてきたのかもわからない選手だった。
もちろん当初は全く活躍できなかったが、コーチの指導と彼の実直で真面目な人柄が相まってか、即座に日本野球に対応・開眼した。
そこからは(長い目で見ると、好成績に浮かれて調子を落とし、そんな自分に反省して…また成績を上げては浮かれて調子を落とし…を繰り返した選手だったが)、2年連続で打点王のタイトルを獲得してくれた。
これぞ助っ人外国人だ!
デカい体は打席に立てば飛ばしてくれる雰囲気たっぷりだったし、彼がいなければカープはどこまで落ちて行ったことか、考えるだけで恐ろしい。
異国の文化に適応して大活躍。なんとも格好いいじゃないですか。
自分もそんないい仕事がしたいと強く思いましたよ、ええ(前田との喧嘩騒ぎは余計だったけどな)。


そんなカープも昨年はついにセリーグ制覇。そして今年も好調を続けていたが、本日ついに首位陥落。
こどもの日の翌日に嫌な負け方で2位に転落したのは残念でしかないものの、競馬は好調で。今週末のNHKマイルカップにもその勢いを繋げたい。
当初はオールザゴーを本命に据えようと考えていたものの、アルーリングアクトアルーリングボイスという母系なだけにL質が強く出ていて、ダウンに反応している可能性が高そうで断念。とはいえ人気はないので、紐で買いますが…
代わりに…といっちゃなんだが、本命に推すのはボンゼルヴィーソ。
もともと人気してない馬だけど、そこから更に人気落とす今回、なんとも馬券の軸には向いていて。正直買いたい最も大きな理由はそれ。
他にも捻り出すと、前に行きたい馬がいることも多いものほ、ハナ絶対という馬がいるわけでもなく、団子隊列がイメージできる。そうなると先行経験で結果を残してきた当馬にとって競馬はしやすそうで。
出遅れも取り返せることが前走証明できたこともプラス材料。
なんなら今回忙しい流れになれば、中団待機も位置取りショックのオプションとして持ててますしね。
いやー、なんといっても、ボンゼルヴィーソの馬名の由来は「いい仕事を」ですからね。いまの自分の気持ちにぴったり。
ということで、ボンゼルヴィーソ、オールザゴーあたりから馬券をしこたま買い込みたい。

……
ほんとに雑な構成、雑な馬名オチで恐縮ですが、時間がないので今日はこのあたりで!