逆転満塁ホームランのような(マイルCS)

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マンガや映画のワンシーンだと「ベタすぎるだろ」と一蹴されてしまうことが、たまに本当に起きることがある。
「9回ツーアウトからの逆転ホームラン」「無一文から大金持ち」「転校生が美人」とか。物語を駆動するための装置としては有能だけど、リアリティという面からは逸脱する。でも、そんなことすら起こるのが現実、というわけで。上に挙げた他にも「圧倒的有力馬が回避したG1レース」もそのひとつだ。

 

今週末のマイルCS。もし出走すれば、ほぼ間違いなく圧倒的な1番人気になったであろうモーリスの香港行きが確定した。それだけに、それなら俺が、とG1を奪取しようと小粒な馬がさまざまな路線から揃った印象。ドラマでしか見ることがないような「圧倒的有力馬が回避したG1レース」ことマイルCSの話に早々と移らせていただきます。

 

本命はガリバルディ
ミッキーアイルを含め、前に行きたい馬が多い中、これまで上がり最速を連発してきた馬が悲願を果たす。鮮度を持ったディープインパクトの恐ろしさは知っているうえで、キレを活かせる京都の舞台。前走でストレスが抜け切ってるであろうことが想像されるのもよし。外枠ながら内枠の馬も前に行く馬が多いので(これはMラジのタクヤさんとのやりとりからの受け売りだけど)、スタートから内に潜り込んで、せこせこ道中過ごし、京都T1600らしく4角でばらけた瞬間インをつく姿が目に浮かぶ。そんなこんなで、この馬に財布の中身全部。 

 

いわゆる競馬ブログにすまい、と無意味な意識で更新してたこのブログも今回こそはそんな感じで。家人の誕生日忘れてて、大変なことになってしまったんで、今回はそんな感じで。