止めたくても止められない(東京大賞典予想)

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年の瀬。

気持ちは自ずと1年の振り返りに向いてしまうもので。
プリンスにボウイ、ジョージ・マイケル、一時代を築いた数多くのアーティストがこの世を去った。そしてイギリスもEUを去った。かと思えばアメリカでは不動産王のトランプが大統領就任。当初の口上に比べると穏健な政治を進めてるみたいですが、果たしてこの先どういう舵取りをしていくことやら。シリアは本当に悲惨な状況になっていて、なんとも文字にすることすら憚られる昨今、薬物に関するニュースの多さも気になった。
清原が覚せい剤なんて、もう驚き。逮捕後に初めて出演した報道番組では「薬物は本当に恐ろしい化け物で怪物で悪魔。二度と手を出さないとは言えない」と語っていたそうで。再逮捕される芸能人も居たりなんだり、覚せい剤だとか、コカインだとか、そういった薬物と呼ばれるものは、いやはや止めたくても止められないものなんでしょうね。


止めたくても止められない。
俺にとっての酒みたいなものかもしれない。そんなことを思った。
年末ともなると、忘年会という名目での酒席が増え、翌日には昨夜の痛飲を反省する毎日が続く。
昼過ぎくらいまで頭を重くして、飲み過ぎは気をつけようと心に決めるものの、その日の晩には反省を忘れてしまっている始末。そう、止めたくても止められないのだ。
思えば昨日もお酒を飲む言い訳のように「忘年会だから仕方ねーな」と口にして居酒屋に赴いた。
そんな忘年会。ある一定の年齢を超えてからというもの決まって出てくる話題がこれだ。日本各地津々浦々あらゆる酒席で同じネタが捏ねくり回されてるだろうお互いの健康状態の話。
「どこがダメだった?」
「肝機能に血液、あと血尿も出てたわ。」
「うわーほんとに!Cだった?Dだった?Bってことはないでしょ!」
「肝機能はCだったかな。」
「なら全然大丈夫だって。俺γは100行ってなかったから全然大丈夫だったんだけど、なんか白血球がえらい少ないみたいでEだったぞ。」
などなど。
お互いの健康診断の結果のひどさについて話すものだが、これは決して不健康自慢ではなく、
“俺はひどい身体の状態を自認している”
“生活を改善する気持ちがないわけではない”
と思い込むために話しているのだ。

己の健康診断の結果を口にするたび、あたかもそれを自認し、既に治療しているかのような勘違いを覚えがちなのだ。だからきっと、酒場でオヤジたちはよく不健康自慢をしていたんだ。当時の俺はあんな風になったらおしまいだと思っていたものの、同じ側に立った今、俺もあの時のオヤジたちとなんら変わりない会話で盛り上がってしまっている。


そしてこの時期の飲み会では有馬記念の結果についての話題も出がち。

キタサンブラックの強さが際立っただの、ルメールの男泣きに感動しただの、飛び出す感想はワイドショーレベルのものだが、競馬ファンではない多くの人と一つのレースについて語り合える機会は有馬記念くらいのものだろう。

そして、普段競馬をしない人の方が馬券を的中させるのも有馬記念だったりする。
自分はこのブログにも買いたとおり、ミッキークイーンを本命にした馬券を購入し、4コーナーまでは夢を見させていただいたものの、結果はご存知の通り7番人気の5着。キタサンブラック複勝100円を買っていた女性にすら馬鹿にされる始末で、馬券的には後味の悪い有馬記念となりました。
この零細ブログを読んでくださっているみなさまはいかがだったでしょうか。
有馬記念を的中させて幸福なクリスマスを迎えた方、有馬記念で大勝負に失敗して年越しに向け算盤を弾いている方、来年の開催に向けて年内のデータを整理している方、はたまた東京大賞典で一発逆転を夢見る方、いろんな方がいるかと思いますが、こんな記事を更新している時点でお察しの通り、自分は最後者。東京大賞典での一発逆転に夢を見る。


本命に推すのはノンコノユメ
前走チャンピオンズカップでは去勢して落としていた馬体重を戻して復調か?と思ったし、鞍上にはムーアを配して陣営も色気出していると踏んだだけに内を突くしかない進路どりは見ていて「あちゃー」の一言。
とはいえ、馬群を割ってきてはいたし、Vラインも刻んでいて、Mの法則で言うところのS質が完全に消失しているものではないと取った。
非根幹距離から根幹距離で直線の長いコースへと替わるのも苦から楽のリズムでプラス材料。
週中の雨で渋っていることに加えて冬場で締まった馬場というのもノンコノユメにとってはプラスに働くだろう。
コパノリッキーが前につけて、それを睨むかたちのアウォーディーサウンドトゥルーは前走がメイチでその時のイメージで乗ると仕掛け遅れるイメージが湧く。そこでゴール板を一番に駆け抜けるのは大外一気ノンコノユメ
何より現時点での単勝オッズは10.1倍。伏竜S以来の二桁オッズも魅力に写る。


さすがに去勢あけのJBCクラシックでは塗らなかったものの、さきのチャンピオンズカップ帝王賞フェブラリーS武蔵野Sとずっと本命にしてきたノンコノユメ
青竜Sでの豪脚を見て以降、明らかに無理筋ではないかぎり、いつもこの馬を本命にしてしまうんですよ。止めたくても止められないんですよね。そんな感じのオチで。