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強い女性は美しい(朝日杯FS予想)

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「媚びない、めげない、くじけない」

バラエティ番組に出演した際、座右の銘をそう紹介したのは、稀代の名女優である梶芽衣子だった。テレビでそう答える様子を眺めていた俺は役柄のイメージそのままな座右の銘に思わず膝を打った。
彼女の代表作といえば、カルト映画好きの間で絶大な支持を集める『女囚さそり』。
恋人に裏切られた挙句、冤罪によって収監された女囚701号こと「松島ナミ(さそり)」が、収監された刑務所内での看守や女囚による陰惨な私刑や陵辱、刑事による暴力に超人的な精神力と忍耐力で耐え、「怨み」を蓄積していき、最終的には自分を陥れた男達へと復讐を遂げるという爽快な物語である『女囚さそり』は、強さと美しさを併せ持った女性を描いた快作で、日本映画の最高傑作のひとつに数えない人に間違いない。
あとは『狂い咲きサンダーロード』に『仁義なき戦い』に『台風クラブ』に『神田川淫乱戦争』に……いやあ本当に映画っていいもんですよね、と淀川長治の名台詞にまで触れたところで競馬の話。

 

今年開催される朝日杯FSには『女囚さそり』を彷彿とさせる強い女性(というか牝馬)が参戦する。その馬は言わずもがなミスエルテ。
勝ち方が鮮やかだったことや、先週の阪神JFを制したソウルスターリングと同じフランケル産駒ということもあってか、現時点で単勝2.5倍の支持を集めているよう。
ですが、(土曜競馬を-15,000円で終えた俺が)本命に推すのはレッドアンシェル。
レッドアンシェルはいい馬。ここで走らなくても近親ショウナンマイティのように年取っても好走してる姿が容易に眼に浮かぶ。ショウナンマイティを照らし合わせるとオープンからの重賞参戦で凡走するんだけど、その辺りは目を瞑りましょう。
例年に比べて低調なメンバーが集った朝日杯FSなだけに、ミスを立て直す力もあって大崩れが想定しづらいレッドアンシェルは魅力に映る。
新馬での道悪経験からパワー寄りのコースにも対応できるだろうし、2戦目の高速馬場に対応できたことも、この馬のまとまったポテンシャルを証明している。
1番人気1着経験を2連続という臨戦リズムもいいし、揉まれて辛いマンカフェ産駒なだけに外目の枠を引いたのも良し。
そして一部の競馬ファンの間で今年下半期のトレンドとして囁かれている“福永からの外国人騎手替わり”に該当するのもプラス材料ですよね、適度にSが補完されるイメージ。
そんな好材料が揃ったレッドアンシェルからの三連複で朝日杯FSに臨む。
阪神芝マイルは3〜4角までが気の遠くなるような長さでスプリント寄りの馬は、ここでスピードが持続できなくなるか、息が入らず直線で早々に脱落していく。そんなスタミナの要求されるコースなだけにヒモはパワー寄りな馬でどうでしょう。
ミスエルテが『女囚さそり』ばりの強さを見せつけてきたら、それはそれでドラマになっていいですね。
ただ、昨日の負けを少しでも取り返させていただきたいんで、どうか、そこんとこ、お願いしますよ、フランスの天才ジョッキー・シュミノー。

推敲なしでアップ。きっと文章はぐちゃぐちゃなんでしょう。