馬券

広島とカープと津田恒実(新潟記念)

我らが広島東洋カープが25年ぶりのペナントレース優勝、その時を迎えそうで心がざわつく日々を過ごしている。広島で生まれ、小学校の頃はカープが勝てば宿題が減り、カープが負ければ宿題が増える。カープの勝ち負けで大人の機嫌は大きく変わる、という異様…

お盆・休み明け1走目(新潟2歳S)

*画像はなんかお盆っぽい感じで 少年院→定時制高校→国立大学英文学部という異端ローテをたどってきた幼なじみから「会社辞めて小説家目指すわ」というLINEが届いた。そこまで異端を目指しますかー……と思いつつ、なんなら、多少上から目線で「彼女とは結婚し…

思い込み(アイビスSD)

中高一貫の男子校だったんですよね、と大人になって話すと、生徒全員が女体への欲求を体いっぱいに湛え、悶々と日々を過ごす、そんな環境で育ったんだろう、と想像されることが多いように思うし、これまで多くのサブカル系エッセイにも(自己を卑下した優越…

得手・不得手(中京記念)

日曜日は3戦3勝と具合がよかった。前走の詰まり具合からすると、裸同然の斤量だったケイティープライドから総流しで取った馬連がウマかったし、函館・重馬場巧者ツクバアズマオーとのワイドが拾えたのもウマかった。その払戻金で飲み食いした野方の秋元屋も…

犬猿の仲(函館記念)

JDDでのストロングバローズは、道中追走に必死でスタミナ切れ、鞍上も馬場を読む気が無いとしか思えない、徹底的に内を突く騎乗で直線ズルズルと後退。結果カツゲキキトキトにすら先着を許すという体たらくっぷりに終わった。俺が購入した馬券も、ラスト400M…

花火が行われる府中(JDD)

7月10日の17時12分、東京競馬場と府中本町を結ぶオケラ街道を歩く人たち。そこには2つの対照的な顔があった。いつもであれば、向かう方向は同じ、その日の博打の勝者と敗者というわかりやすい構図だが、この日は違った。 互いに別々の方向へと歩く両者の一方…

諸行無常の響きあり(七夕賞)

アイデンティティの確立に揺れ動いて、まるで『ゼイリブ』のように、目にする大人全てが悪者に見える頃、そんな鬱屈した精神に寄り添うような音楽ジャンルがある。ティーネイジャーが熱狂する音楽というか、なんというか。ある時代では、それがストーンズで…

何かから逃げ続ける悪夢(スパーキングレディカップ)

沼津まで釣りに行って、錦糸町で草野球に参加した先週末。まるで、子供ができて家に居場所が無くなってしまったお父さんかのような週末を過ごし終えると、480,000円の的中が期待できた勝馬投票券が紙くずに変わってしまっていた。いくらアジを釣りあげよう…

もう喧嘩はやめような、うん(帝王賞)

宝塚記念は上半期を締めくくるに相応しい見応えのあるレースだった。勝ち馬マリアライトの勝因は間違いなくローテーション。ここに至るまでの番組選択が他とは1枚も2枚も違った。駅に降り立った瞬間アルコールの薫りに包まれる街“立石”で例えるならば、『栄…

頭が悪く、非効率的(宝塚記念)

入学の時期になると桜花賞の穴馬に関する話題が聞こえはじめ、年末になると「今年も早かった」と1年を振り返る声が聞こえてくる。それと同じように、夏至の時期にはボーナスの金額に関する話題が聞こえ始めてくる。そんなボーナスに事件が起きた。 今振り返…

新商品と老舗の一品(エプソムC)

特製上海焼きそば。高田馬場、一番飯店の飯は安くて旨いので、通ってる。かつては手塚治虫なんかも通ってたらしい老舗の名店。飯屋もそうだけど、TVタレントも、コンビニ菓子も、競走馬だってなんだって、人間というのは“新商品”と“老舗の一品”にめっぽう弱…

地方で取り返すという夢物語(東京ダービー)

仕事が一段落ついたので、巷の本の売上をつらつらと眺めていると、今日もまた『幸せな自分になるための〜〜』といったスピリチュアル本や、『仕事ができる人の〜〜』といったビジネス書が売上ランキングの上位に名を連ねている。俺が出版業界に身を置いてか…

トニー・モンタナのように散った5月29日(安田記念)

友人Rはグラスに勝馬投票券を投げ捨てた アルタ前には想像以上に多くの人が集まっていたので、近場のパブに移動してダービーを観戦。この日のために適当に考えられたであろうカクテル“ダービー”(ウイスキーベース、ミントが入っていて、なぜかえらく甘い)…

混雑を避けてアルタ前で(日本ダービー)

「伊勢志摩サミットの開催が迫っている。これはアットザシーサイドのサインだ。」 こんな書き込みを何件も見た。1週間も前から「サイン、サイン」とは大げさだなと思っていたが、結果は御存知の通り。道中伸びを欠いてしまい、11着に敗退した。 開催前段階か…