雑記

名前は知っているけど食べたことない料理:ビリヤニ

好きなものがはっきりしているせいか、映画や音楽や文学その他もろもろ……新しい何かに挑戦するよりも、“これにしておけば間違いない”というものをついつい選びがち。しかし、そうしていてばかりではまだ知り得ぬ更なる「好き」に出会えない。まずは食事とい…

那須川天心のメイウェザー戦を見て思ったこと

日本格闘技界の期待を一心に背負わされた那須川天心がフロイド・メイウェザーにあっけなく負けた。 勝利を追求するための狡猾さも、対策を重ね続けたであろう作戦の数々もまったく披露できず、まさしく「赤子の手をひねるように」リング上に倒された。 「日…

競馬なんてやめてやる!

レーシングポストの名物男ポール・ハイが書いたように、我々は極端なペシミズムに陥りがちだ。そして、レースが終わって何年も経ってからあの年のメンバーは強かったと言い出すのである。わたしたちに分かるのは、レースが終わって、勝って、引き上げてくる…

さよならぼくたちのオフト後楽園

Google検索で施設の名前を打ち込むと「やばい」というワードがサジェストされ、魔窟と呼ばれることも多かったオフト後楽園が本日2018年6月1日をもって、当地での営業を終了しました。週明けの6月4日からはWINS後楽園に場所を移しての営業が再開される予定と…

競馬に関する掌編

中国人の投資家が参入しているという噂がたったのは60年ほど前のことだったかな。一部では噂になっておったんだよ。その頃はVRBS、ああ、ヴァーチャル・リアリティ・ベースボール・スタジアムがまだ東京ドームという名前でな、人間が木の棒とゴムの玉を道具…

ハズレ馬券を拾い集めてみた

はじめにいつだって競馬場・場外馬券場には数多の馬券が散乱していますね。地見師と呼ばれる人たち(アメリカには捨てられた馬券を収集するだけで家族を養ってきたという男性もいるらしい)が存在こそするものの、ほとんどの来場者にとっては、それらはどこか…

その「おめでとうございます!」は本心か?

例えばレースが始まる直前の時間。 Twitterで競馬ファンを複数人フォローしている人(このブログに辿り着いてる方の多くはそうだろうけど念のため)にはわかってもらえると思うが、TLには買い目がぽつぽつと並ぶ。「ほー、○○さんはこれが軸馬なのか」「え!そ…

【雑記】ブログを書き始めて1年

このブログを書き始めたのは昨年のダービーからというわけで遂に1年が経過。 誰に頼まれるわけでもなく、金に変えようと思うわけでもなく、毎週毎週つらつらと長文を書き連ねるのは、まあ文章が好きだということもあるし、仕事がなくとも文章を書くことで、…

中京競馬場でただ一度だけ(ローレルベローチェの引退)

これを書いているのは16時45分。昨日までのどんよりした空模様から一転、夏の到来を思わせるような陽射しが降り注いでいる。にわか雨も降ったが、この更新分を書き終える頃には美しいタ焼けが目の前の神田川を染めているだろう。もう夜も近い。うまい酒を飲…

謹賀新年

2017年になって早々、地元の神社でおみくじを引くと、でかでかとした『凶』の文字。最も気になる“相場”の項目は「山気を出すな」とのことで。むすっとしながら、おみくじの内容を居酒屋で友人にくっちゃべっていると、隣席のおじさんにとつぜん激励されはじ…

自分が自分で情けなくなるよ

まるで、床屋での会話かのように、政治の話から書き出すことが多い(気がする)本ブログ『放談リハビリテーション』ですが、書いている本人は政治について、ワイドショーレベルの知識しかないです。そんなところまで床屋の会話みたいですね。まあ、そんなもん…

人知れず表舞台から(2走ボケ)

競馬に負けて歩いていると、道行く人が輝いて見える。スタバでお茶をしている人、デートしている人、犬を散歩させている人、みんなたぶんモレイラなんて知らない。だから幸せに生きていられるんだ。と引用はこの辺りにして、モレイラが滞在最終日を[5・1・0…

競馬に負けて財布をふくらませた件(あとで返すよ)

*画像はインターネットから拝借 特別、PCに強いというわけではないけど、部署の中で1番若い男だからか、会社でPCトラブルがあると真っ先に声をかけられる。大体基本的なことをたまーに質問されるだけだから、都度デスクまで出向いて、答えているものの、雇…

予想を裏切る / 期待を裏切らない

“期待を裏切らない馬”ドゥラメンテの引退が発表された。 はじめて購入した馬券は皐月賞。馬連の軸馬に据えて安い配当を手にした俺は、友人のRとともに新宿の「番番」へ向かった。店の兄ちゃんが競馬好きということは、前々から知っていたので、あの力強い走…

俺の競馬はいつになったら走りだすのか

函館SSでのローレルベローチェは、大方の予想通り、すんなりとハナに立ち、4コーナーまでは、勝ちパターン通りの逃げ態勢。だったものの、そこから勝ち馬ソルヴェイグに競りかけられて一気に失速、12着に沈み、ゴール板を通過した。前残りの3歳馬2頭が穴を開…

人工知能で競馬を予想

G1連続開催が終わり、いくらか落ち着いた感のある東京競馬場だが、「あ、こいつバカだな」「あのおやじってマヌケなんだよね」という嬉しくなるような博打打ちは、今週も府中に集う。指定席で隣に居た40代ほどの団体10数人は、酒盛りをしながら、仲間内で集…